健康状態とダイビングについて
今日もいい天気でございます。
青空です。あ。ソフトフォーカスです。おっさんの自撮り。
今日も気持ちよく冷えてますなぁ。
日向はポカポカなんですけどね。風が冷たいです。
さて、今日のお役立ちブログです。
スクーバダイビングってどういう人ができるの?
ダイビングやってみたいんだけど、自分はできるのかどうかわからない!なんて方、多いのかもしれないですね。
で、なかなか初めの一歩が踏み出せない。
やるかやらないかっていうのは、ご本人の決心一つなのですが、その前にちょっとだけ、健康状態とダイビングについてのことを書いてみましょう。
ダイビングができるか否か。
答えは簡単です。
健康状態に問題のない人ができるのです。
昨今のダイビング中のトラブルのかなりの割合が、ダイビング中の健康状態の急変を起因とするものと報告されています。
ダイビングを楽しむなら健康状態がベストであることをおススメします!
わたくしは医師ではありませんので、これを読まれている方それぞれの状態を診察し判断できません。実際にダイビングをしたいと思われたときは、まず、ご相談いただいた上で、然るべきお医者様の下で健康診断を受診し、ダイビングの許可をいただくことが必要になることを最初にお伝えします。(専用の用紙がありますのでお申し付け下さい。)
ダイブテリーズでは、すべての活動にご参加いただく際、自己申告の病歴健康診断書の記入をお願いしています。自己申告の項目にあてはまるものがある場合、45歳以上で喫煙習慣のある方の場合、60歳以上の方には、お医者様からダイビング活動に参加することの許可をいただくことを条件としています。
動脈硬化や高血圧などの場合
生活習慣病といわれるものの中で、比較的多いものが高血圧と言われるもの。比較的、年齢が進んでくるとこういう傾向にある方がいらっしゃいます。よくいただく質問ですが降圧剤の服用なども含め、お医者様に許可をいただく必要のある状態です。
ただし、絶対的にダメというのではなく、状態がコントロールされていて、かつ、お医者様からの許可があればできるものです。
脂質異常症(高脂血症)などの場合
脂質異常症というのは、血液中のコレステロール値が高いだけでほとんど自覚症状がありません。ただ、放置すると動脈硬化が。脳梗塞や心筋梗塞の原因となります。
気づきにくい疾患なので放置されやすいですが、ダイビング中の心筋梗塞などの発症リスクがあったり、減圧症の罹患率が上がってきたりなど問題を引き起こす可能性があります。
もし、脂質異常症も絶対的にダイビングが禁忌というものではありません。
お医者様からの許可があればダイビングは可能です。
糖尿病の場合
糖尿病の人にダイビングを禁止する理由のデータはまだまだ十分ではありません。現状、糖尿病と診断され治療を受けている方もダイビングをされています。
ただ、インスリン注射や内服薬を処方されている場合、低血糖発作により事故となる可能性が高まっていることも指摘されています。
糖尿病を原因とする明らかな症状がある場合のダイビングは避けたほうがいいでしょう。
ご自身が病気についてよく理解をしており、コントロールもうまくいっている場合、薬によらず食事療法や運動療法だけでコントロールしている軽症の場合は、お医者様からの許可を得たうえでダイビングをすることが必要です。
生理中のダイビングは?
寝込んでしまったり、通常の活動に支障があるレベルでなければダイビングはできますが、ご本人次第です。
妊娠中のダイビングは?
妊娠中のダイビングは避けるのが賢明でしょう。体を冷やしたり激しい活動が胎児に対して負担になったり。その他、圧力環境が胎児にどう影響するのかなど、未知の部分が多いのも事実です。妊娠が分かっている場合はダイビングはお休みしてください。
その他の持病について
ダイビングは圧力環境での活動であり、ある意味閉鎖感を感じる人もいる環境です。以下の病気、病歴のある方のダイビングは注意が必要で、お医者様からの許可が必要なものに当てはまります。
- ぜんそく
- 不整脈
- 精神疾患
- 自然気胸
以上の病気、もしくは病歴がある場合は、ダイビングをされることには十分な注意が必要です。
- 薬(市販薬を含む)の服用
薬の服用後のダイビングは避けてください。
どうしても服用する必要がある場合は、お医者様へ相談していただき許可をもらいましょう。
また、何らかの病気やけがで通院されている場合は、やはりお医者様からの許可が必要となります。
基本的には誰にでもできるのがスクーバダイビングです!
ただし、一つだけ大切なことがあります。
健康上の問題を持っている方が、水中という環境を楽しむはずが、不幸にも水中での体調の急変によって大きなトラブルになる。
こんなケースをゼロにしたいんです。
だから、ダイビングを楽しむ上でのお願いです。
ご自身が健康上のリスクを少しでも抱えているとお気づきなら、きちんとお医者様から許可をもらうこと。
お申し込みの際の健康チェックなどで、正直に書いてサービスを提供してくれる人に自身の健康状態を伝えること。
普段から自分自身の健康状態に注意し、ベストなコンディションをキープできるようにすること。
スキルがちゃんとできること。ブランクがあるときはリフレッシュしてから参加すること。
たったこれだけのことで、あなたのダイビング、何十倍も楽しくなります。
楽しいダイビングしましょうね!
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