レアな生き物との出会い – 適切なトレーニングの重要性
3月末まで水木連休をいただいているダイブテリーズです。
今週はちょっと特別で、深夜から北海道知床へ移動するため、水曜日から日曜日まで連休となります。
知床からのレポートは可能な限りブログでご紹介しますのでお楽しみに!
こんにちは!
PADIインストラクターの我妻です。
ダイビングをする人にとって、水中でレアな生き物と出会うことは大きな魅力のひとつです。
珍しい魚や深海生物を目にしたり、写真に収めたりすることは、ダイバーなら誰しも憧れる瞬間でしょう。
しかし、こうした生き物は多くの場合、人の目に触れにくい環境に生息しており、それがダイビングのリスクを高める要因となることを忘れてはいけません。
時期、場所によっては写真のように浅いところで目にすることもありますが。
今日のブログは・・・
レアな生き物との出会いとダイビングのリスク – 適切なトレーニングの重要性
興味のある方は読んでみてください。
水深が深くなるにつれ、通常のレクリエーショナル・ダイビングでは対応できない環境に足を踏み入れることになります。
こうしたダイビングを安全に行うためには、適切なトレーニングを受けることが不可欠です。
このブログでは、レアな生物を求めるダイビングのリスクと、レジャーダイビングを超えるダイビングの必要性について考えていきます。
レアな生物との出会いがもたらすリスク
深海や特殊な環境に生息する生き物を観察するためには、それに適した環境でのダイビングが必要になります。
例えば、以下のようなケースが考えられます。
- 水深が40m以上の深いダイビング
- 洞窟や沈船の内部に生息する生物の観察
- 寒冷地でのアイスダイビングのような低温頭上閉鎖でのダイビング
- 流れの強いエリアでのドリフトダイビング
これらのダイビングでは、通常のレクリエーショナル・ダイビングよりも高度なスキルが求められます。
例えば、ガス昏睡(窒素酔い)や減圧症のリスクが高まり、適切な浮力コントロールやガス管理が必須となります。
シーラカンスを求めた特別なダイビング
有名な例として、フランスのダイバー ローレンス・バレスタ さんが行ったシーラカンスの観察ダイブがあります。
シーラカンスは約1億年以上前から姿をほとんど変えずに生き続けている「生きた化石」として知られていますが、その生息域は深海(100m以上)にあります。
このような深いダイビングでは、通常の空気ではなく、ヘリウムを含むトライミックス(Trimix)と呼ばれるガスを使用し、計画的な減圧停止を行う必要があります。(もちろんこの方法だけではありませんが)
バレスタ氏のチームは、適切な訓練を受けたプロフェッショナルであり、最新の技術を駆使して安全にダイブを行いました。
しかし、こうした深海生物を求めるダイビングを、十分なトレーニングを受けずに行うのは極めて危険です。適切な知識がないまま深海に挑戦することは、命を危険にさらす行為となりかねません。
テクニカルダイビングとは?
テクニカルダイビング(Technical Diving) とは、レクリエーショナル・ダイビングの範囲を超える、より高度な環境でのダイビングを指します。
以下のような要素が含まれます。
- 減圧ダイビング(Deco Diving)
- トライミックスやリブリーザーの使用
- ケーブダイビング(洞窟ダイビング)
これらのダイビングでは、レジャーとしてのスキューバダイビングとは異なり、綿密な計画と高度な技術が求められます。
テクニカルダイビングの具体例
例えば、100m近くの深度で潜る場合、通常の空気(21%の酸素と79%の窒素)では窒素酔いや酸素中毒のリスクが高まります。
そのため、酸素・ヘリウム・窒素を適切にブレンドした「トライミックス」が使用されることが多いです。
また、長時間の減圧が必要になるため、複数のシリンダーを持ち、適切なガス交換を行う技術が求められます。
さらに、万が一のトラブルに備えて、適切なバックアップ計画も必要になります。
受けたトレーニングと経験の範囲内でダイビングをする大切さ
ダイビングは、自己のスキルやトレーニングの範囲内で行うべきアクティビティです。
経験やスキルを超えるダイビングを行うことは、自分だけでなく、一緒に潜るバディやガイドにも危険を及ぼす可能性があります。
最近では、SNSなどで「レアな生き物を見た」「特別な場所で潜った」という情報が簡単に手に入るようになりました。
しかし、それに影響を受けて、十分な準備なしに難易度の高いダイビングに挑戦してしまうケースもあるのではないか?と思っています。
たとえば、沈船内部に生息する珍しい魚を観察したい場合、しっかりとした Wreck Diver(沈船ダイバー) のトレーニングを受け、リールやフロートの使用方法を習得することが必要です。
また、水深40mまでのディープダイブをしたいなら、適切なディープダイビングのトレーニングを受け、ガス消費の計算や減圧手順を学ぶことが不可欠です。
その先は、テクニカルダイビング(テックダイブ)の範疇だと考えてください。
まとめ
レアな生き物との出会いは、ダイビングの大きな醍醐味のひとつです。
しかし、それを安全に楽しむためには、自分のスキルや経験に合った範囲でのダイビングを心掛けることが大切です。
より難易度の高い環境でのダイビングを希望する場合は、無理をせず、適切なトレーニングを受けましょう。そして、常に「安全第一」の意識を持ち、慎重に計画を立てることが、ダイビングを長く楽しむための秘訣です。
水中の素晴らしい世界を楽しみながら、安全に、そして確実にスキルアップしていきましょう!
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