「自由なダイビング」の本質とは?
今日は大瀬崎へ。
ファンダイブ&PPB SPです。
我妻は今シーズン初のウェットで。
だって7月だもん。
こんにちは!
PADIインストラクターの我妻です。
僕は、ダイビングってもっと自由でいいものだと思っています。
海に潜るという行為は、本来とてもパーソナルで、感覚的なもの。
「こうしなきゃダメ!」なんていう“正解”は、実はそんなに多くありません。
でも、「こうした方が安全だよ」「これはやらない方がいいよ」といった知識や経験は、山ほどあります。
今回は、「自由なダイビング」という考え方と、それに伴う“責任”について、少し深掘りしてみたいと思います。
タイトルは・・・
「自由なダイビング」の本質とは?
“こうじゃなきゃダメ”じゃない、でも“こうしたほうがいい”はたくさんある。
ぜひ読んでみてください。
■「自由=好き勝手」ではない
最近、動画サイトなどでダイビングスキルの解説を見る機会が増えました。
中にはとても有益な情報もありますが、「こうやれ!」「こうじゃないとダメ!」というような決めつけたトーンの動画も多く、正直、驚くことがあります。
確かに基本的なスキルの習得は大切です。
でも、全ての人が同じやり方でうまくいくわけではありません。
身体のつくりも、体格も、経験も、恐怖心の度合いも違う。
「これがベストだ」と言い切れる場面は、実はとても少ないのです。
ダイビングにおける“自由”とは、“好き勝手にやっていい”という意味ではありません。
その自由には、「できるべきことができている」「知らなければならないことを理解している」という前提が必要なのです。
■インストラクターの本当の仕事
ダイビングインストラクターの仕事は、画一的なスキルを押しつけることではありません。
その人が何に困っていて、どこに恐怖や不安があるのか、どんな体のクセがあるのかを見極めたうえで、「この人にはこう伝えると伝わる」「このやり方ならできるかもしれない」といった個別の対応をすることです。
マニュアル通りに教えることも大事ですが、現実の海ではマニュアル外の対応が必要なことが多々あります。
だからこそ、目の前の人を“ちゃんと見て”アドバイスすることが大切なのです。
インストラクターはスキルの解説者ではなく、「その人の安全と成長を支える存在」であるべきだと思っています。
■“自由なダイビング”に必要な「責任」とは?
ガイドに“自身の安全まで委ねる”ダイビングの風潮に少し疑問を感じています。
もちろん、ファンダイビングにおいてガイドは大切な存在です。
でも、ダイバー自身が「どれくらい潜れるのか」「今、どんな状況か」「どこまでなら大丈夫か」を理解していてこそ、本当に自由で、楽しいダイビングができるのではないでしょうか。
自由には、必ず責任が伴います。
- 自分の装備/器材を正しく使えること
- 中性浮力をとれること
- ダイブコンピューターを理解していること
- 万が一のとき、自分で対処できる力があること
これらができてこそ、“自由なダイビング”が可能になります。
そのためには、きちんとした講習、しっかりとしたトレーニングが不可欠です。
■動画だけでは身につかないスキル
繰り返しになりますが、最近のダイビング系の動画サイトでは、「スキル解説」が盛んに行われています。
でも、画面越しに「こうやるんだよ」と見せられたとしても、本当にその通りにできる人は多くありません。
なぜなら、人は“自分がどう動いているか”を客観的に見るのが難しいからです。
自分では「うまくやってるつもり」でも、呼吸が乱れていたり、無意識にフィンをバタつかせていたりする。
そこに気づかせ、改善へと導くのが、僕たちインストラクターの役割です。
情報だけなら、ネットで十分かもしれません。
でも、スキルは“体験を通して”しか身につかないのです。
■正解はひとつじゃない。だからこそプロがいる。
「中性浮力ができなきゃダメ」
「レギュレーターリカバリーはこうじゃなきゃいけない」
そんな風に教わってきた方も多いかもしれません。
でも、もう少し柔軟に考えてもいいんじゃないかな、と思っています。
大事なのは“何をしたか”ではなく、“何ができるようになったか”。
例えばレギュリカバリーのやり方ひとつ取っても、人によってしっくりくる方法は違います。
その人にとって最も安全で、最も再現性のある方法が見つかれば、それが“その人にとっての正解”だと思っています。
だからこそ、インストラクターはマニュアルの外にも目を向けて、柔軟に対応していくことが大切です。
■まとめ:自由を楽しむには、土台がいる
僕が伝えたいのは、「もっと自由に潜っていいよ!」というメッセージです。
でも、それは「何も気にしなくていいよ」という意味ではありません。
むしろ、「自由に潜るために、きちんと学び、練習しよう」ということなのです。
ダイビングは、誰かに守ってもらうものではなく、自分で自分の身を守りながら楽しむもの。
それが本当の意味での“自由なダイビング”だと思います。
自分のダイビングを、自分でデザインできるようになれば、きっともっと海が楽しくなるはずです。
PADIオープンウォーターダイバーコースで紹介されるたくさんのスキル。
じっくり見ると、ほぼサバイバルスキル。
本来人間が生きていけない水中でいかに快適に楽しむか?また、その環境でなにかあったときに慌てずに対応できるか否か。
そこをベースに考えられているものだと思っています。
ダイブテリーズでは、そんな“自立したダイバー”を目指す皆さんを、しっかりサポートしています。
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