スクーバダイビングはアクティビティ?それともスポーツ?
今日は定休日。
お休みをいただいています。
今日から札幌へ。
サーモンラン&積丹ダイブツアーです。
台風の進路は問題なさそう。
今回の台風は、笑っちゃうくらいきれいな形をしています。

こんにちは!
PADIインストラクターの我妻です。
今日は、少し哲学的なテーマでブログを書いてみます。
「スクーバダイビングって、アクティビティ?それともスポーツ?」
よく耳にする質問ですが、実はこの問い、ダイビングの本質を考えるうえでとても奥深いものなんです。
しかも最近では、テクニカルダイビング(幅広いけど)、フリーダイビング、マーメイド、そしてスノーケリングやスキンダイビング(アドヴァンスドスノーケリング)といった、多様なスタイルが存在します。
それぞれが「水中に潜る」という共通点を持ちながらも、目的やアプローチはまったく異なります。
今日のブログのテーマは・・・
スクーバダイビングはアクティビティ?それともスポーツ?
ぜひ読んでみてください。
「スポーツ」としてのダイビング
まず「スポーツ」と聞くと、どんなイメージを思い浮かべるでしょうか。
体を鍛える、タイムやスコアを競う、記録を目指す――そういった「成果」や「体力の向上」を目的に行うもの、という印象があるかもしれません。
たしかにダイビングにも、体力が求められる場面はあります。
器材を背負って海へ入るときのバランス感覚、流れの中で泳ぐ体力、長時間の水中活動に耐える持久力。
特にテクニカルダイビング(減圧ダイブやガスミックスを用いる高度なダイビング)では、精密な計画と身体的コンディションの維持が欠かせません。
また、フリーダイビングの世界では、「記録を競う」競技が存在します。
どれだけ深く潜れるか、どれだけ長く息を止められるか。
世界大会も開催されており、まさに「スポーツ」と呼ぶにふさわしい領域です。
「アクティビティ」としてのダイビング
一方で、私自身の考えでは、スクーバダイビングはアクティビティとしての側面がとても強いと思っています。
それは、単純に「体を鍛える」ことが目的ではなく、テクニックを使って自然を楽しむという要素が中心にあるからです。
カメラを構えてウミウシを撮影したり、魚群に包まれて感動したり、沈船をゆっくりと探索したり…。
そこには「競争」や「勝ち負け」はありません。
あるのは、自分の呼吸と浮力をコントロールしながら、水中という非日常の世界を味わうという純粋な体験です。
「遊び」ではなく「技術を活かすアクティビティ」
アクティビティという言葉を「遊び」と同じ意味で捉える人もいるかもしれませんが、ダイビングの「アクティビティ」はもっと奥が深い。
単なるレジャーではなく、安全管理・装備・知識・環境意識などがしっかりと備わったうえで成り立つ「知的なアクティビティ」だと感じます。
テクニカルダイビング・フリーダイビング・マーメイド・・・
■ テクニカルダイビング(Technical Diving)
水深40mを超える世界、減圧停止、複数ガスの運用。
すべてが科学的理論とリスクマネジメントの上に成り立つ世界です。
身体能力よりも「計画力」「冷静さ」「判断力」が問われます。
高度なアクティビティであり、科学的探求の一形態と言えるでしょう。
■ フリーダイビング(Freediving)
呼吸器を使わず、己の肉体だけで深く潜る。
競技としてのスポーツ性は高いですが、競技目的でなく、心の静けさを求めて潜る人も多く、アクティビティ的要素も強く持っています。
■ マーメイド
水中での美しい動きを楽しみ、写真や動画を通じて表現する。
身体の使い方にスキルが必要ですが、競技ではありません。
表現型アクティビティといえるでしょう。
■ スノーケリング・スキンダイビング
スノーケリングは、水面で自然を楽しむもっとも身近なアクティビティです。
スキンダイビング(アドヴァンスドスノーケリング)は、息を止めて水中に潜るため、フリーダイビングに近い要素を持ちます。
しかし多くの人にとっては体験型・観察型のアクティビティとしての楽しみ方が中心です。
ダイビングに「目的」を持つことで世界が変わる
「アクティビティ」としてのダイビングの最大の魅力は、目的を自由に設定できることです。
美しい海を写真に収めるフォトダイビング、沈船や地形を探索するアドベンチャーダイブ、海洋生物を研究するサイエンスダイブ、環境保護のためのクリーンアップダイブ(Dive Against Debris)など、どれも競うものではなく、自分なりの楽しみ方を追求する世界です。
「楽しむために技術を使う」ここに本質がある
私自身、長くインストラクターとして多くのダイバーを育ててきましたが、思うのは「技術を使って楽しむことの大切さ」です。
体を鍛えることも大事ですが、それ以上に、知識と経験を重ねて“自分の世界を広げていく”ことこそが、ダイビングの醍醐味です。
ダイビングは「競技」ではありません。
でも、テクニックと探求心を駆使して挑戦していくアクティビティです。
そう考えると、スクーバダイビングは“スポーツ的要素を持つ知的アクティビティ”とも言えるかもしれません。
結論:「スクーバダイビング=テクニカル・アクティビティ」
最終的に私がたどり着いた答えはこれです。
スクーバダイビングは、身体ではなく技術で楽しむ“テクニカル・アクティビティ”である。
水中で自由に動くためには、知識・技術・経験のすべてが必要です。
でも、それらを積み上げた先にあるのは「自由に、心から楽しむ世界」。
スポーツのように“鍛える”こともできるし、アクティビティのように“感じる”こともできる。
その両面を持つからこそ、ダイビングは一生続けられる魅力を持っています。
最後に
これからダイビングを始める人には、「スポーツだから大変そう」とか「アクティビティだから軽い遊び」と思ってほしくありません。
どちらでもなく、その両方の良いところを持つのがダイビングです。
テクニックを磨き、海を知り、自分のペースで楽しむ。その積み重ねが、きっとあなたの人生を豊かにしてくれるはずです。
人生を豊かにする・・・ダイビングをすることであなたの人生がもっと素敵なものになる。
そのお手伝いをこれからもしたいと思っています。
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