インストラクターコラムオーナーブログ

ギアにこだわる大人の遊び。なぜダイビング器材は「自分専用」が愛おしくなるのか?

ブログの記事をお友達に拡散してください!
この記事はおよそ 5 分で読めます。

こんにちは!
PADIインストラクター、ダイブテリーズの我妻です。

今日は木曜日、テリーズの定休日。
ちょっとのんびりした静かだけど、クマゼミ鳴きまくりの朝ですが、頭の中はやっぱり週末の海のことでいっぱいです。
浜松の空を眺めながらツアーの準備をしつつ、ふと「ダイバーと器材」について考えていました。

よく、これから始める方や、ライセンス(Cカード)を取ったばかりの方から、こんな質問をいただきます。

「やっぱり自分の器材って、すぐに買わなきゃダメですか?」
「旅行先でレンタルするんじゃダメなの?」

結論から言うと、最初はレンタルで全く問題ありません!
うちでも「まずは気軽に海を体験してほしい」と思っていますし、レンタル器材もしっかり手入れをした綺麗なものを用意しています。

でも、数回、数十回と海に通ううちに、ダイビングが自分の「大切な趣味」になってきたとき。
多くのダイバーが「そろそろ、自分だけの器材が欲しいな……」と思い始めます。

それは単なるお買い物としての物欲じゃありません。
実は、ダイビングにおける「マイギア(自分専用の器材)」は、大人の趣味としての最高の楽しさであり、同時にあなたの安全と水中での快適さを100%守ってくれる、一番の命綱なんです。
40年間、たくさんの人たちの器材を見てきました。
ある人があるときにいった言葉・・・
「レンタル器材でうまく潜れるのは、何千ダイブも経験しているプロだけだよ!」
そこまでではないにしろ、器材が変わればダイビングも変わるんです。
初心者なのに器材が毎回変わって、中性浮力が安定しなかった方が、自分の器材になった瞬間から別人のように落ち着いたなんてケースも目にします。

今日は定休日のコラムとして、なぜ自分の器材を持つとあれほど海が面白くなるのか、そこで何より大切なセッティング(配置)の重要性、そしてなぜそれが「安全」に直結するのか、40年近くダイバーを見てきた私なりの視点でブログを書きます。

ダイブテリーズ
マイギアで楽しんでます!

1. 器材が「自分の身体の一部」になる感覚

水中という、人間が本来息をできない「宇宙のような無重力の世界」へ潜るダイビング。
そこで私たちの呼吸を助け、目となり、浮いたり沈んだりをコントロールしてくれるのがダイビングの器材たちです。

レンタル品は、いわば「誰にでもそこそこ合うように作られた、フリーサイズの服」のようなもの。
でも、人間の体型、顔の形、呼吸のしやすさ、そして水中で感じる寒さや緊張の度合いは、一人ひとり絶対に違います。

たとえば、一番わかりやすいのが「マスク(水中メガネ)」です。
「なんだか少し水が入ってくるな。でも、レンタルだしこんなもんか……」と、水中で何度もマスクの水を抜く作業を繰り返していませんか?

これ、自分にぴったりフィットするマイマスクを一度でも着けると、本当に世界が変わります。
一滴の水も入らず、まるで自分の目そのものが広がったかのように、ただただ目の前の美しいブルーの世界に没頭できる。
この「ストレスが全くない」感覚は、自分の顔の形に合わせて選んだマスクだからこそ味わえる特権です。

身体に密着する「ウェットスーツやドライスーツ」、そして背中に背負う「空気シリンダー(タンク)を固定するベスト(BCD)」や「呼吸器(レギュレーター)」も同じです。

先日も、体にぴったり合わせたスーツをオーダーいただいたお客様がいたのですが、着た瞬間に「うわ, 何これ!動くのがめちゃくちゃラク!」と、本当に嬉しそうに感動されていました。
体に余計な締め付けがなく、ラクに動けるスーツは、水中で余計な体力を使いません。
驚くほど呼吸が穏やかになり、結果として空気の持ちも劇的に良くなります。

器材が「借りて使っているもの」から、自分の「身体の一部」へと変わる瞬間。
これこそが、自分の器材を手にしたダイバーだけが知る、最初の最高の感動です。

2. 「器材の置き場所(フィッティングや配置)」を同じにすることの、本当の安心

ダイビングでは、背負っている器材の「セッティング(配置)」がとても大切です。

  • 残圧計/ゲージ(空気の残量を表すメーター)は、どこから出して、どう固定するか。
  • オクトパス(もしもの時の予備の呼吸器)は、胸元のどの位置に留めておくか。
  • ドライスーツの中圧ホース(スーツに空気を送り込むホース)は、どの角度で繋ぐのが一番スムーズか。
  • BCDのベルトの長さ、ウェイト組み込み式の場合はどのスタイルなのか。

これらを、自分にとって最も手が届きやすく、水中で邪魔にならないスマートな形に整えておくことを、専門用語で「コンフィグ(器材配置)」と言ったりします。

「そんな細かい配置なんて、プロやベテランがこだわるものでしょ?」と思うかもしれません。
でも、実は逆なんです。
まだ海に慣れていなくて、心に余裕がない初心者の方こそ、この「配置の固定」がすごく重要になります。

想像してみてください。
水中で「あ、空気はあとどのくらい残っているかな?」と思ったとき。
自分の器材なら、目を瞑っていても左手を伸ばせば、いつもと1ミリも狂わない「いつもの場所」にあります。
「ちょっとオクトパス(予備の呼吸器)を使いたいな」という時にも、迷うことなく、一瞬で右手で掴むことができます。

これがレンタルだと、行く先々でメーカーも違えば、ホースの長さやメーターの留め方もバラバラ。
オクトパスなんで、右側に出てる場合と左側に出てる場合と。
組み方もバラバラです。
「あれ?ゲージはどこに引っかかっているんだろう?」
「オクトパスがどっか行っちゃった!」
水中でのこの「数秒の迷い」や「探す動作」は、じわじわと焦りを生み出し、ドキドキして息が荒くなる原因になってしまいます。

「いつもと同じ場所に、いつもと同じ使い心地の道具が、完璧な状態でそこにある」

この絶対的な安心感こそが、水中での焦りを未然に防ぎ、あなたの安全を何倍にも高めてくれます。
だからこそダイブテリーズでは、お客様が自分の道具を持たれたときには、ホース一本の長さや取り回しまで、その方の体型やクセに合わせてとことん一緒に調整します。
ここを妥協しないのが、私たちのこだわりです。

3. 「命を預ける相棒」としての愛着

ダイビングの器材が、カメラやゴルフのクラブといった他の趣味の器材と決定的に違うところ。
それは、「その器材に何かあれば、自分の命に直結する」という点です。

レギュレーター(呼吸器)は、深い海の中であなたに綺麗な空気を送り続けてくれる唯一の生命維持装置。
BCD(ベスト)は、水面であなたを浮かせて守り、水中でピタッと静止させてくれる頼れる相棒です。

「この器材は、私の命を預かってくれているんだ」

ダイブテリーズ お客様の器材のコンフィグ中!
器材のコンフィグ中

そう思ったとき、器材への愛着は単なるお買い物感覚を超えて、深い「信頼関係」へと変わります。

ダイビングが終わったあと、自分のレギュレーターを真水で丁寧にすすぎ、塩を落とす時間。
乾かしながら「今日もありがとう、良い仕事してくれたね」と心の中で声をかける時間。
そして、シーズンオフにはプロの手でメンテナンス(オーバーホール)に出し、中の小さなパーツまでピカピカにリフレッシュさせてあげること。

ダイブテリーズ 我妻はこれも使っています!
Apeks MTX-RCは我妻おススメです!

そうやって手をかけ、いろんな海を一緒にくぐり抜けてきた器材は、不思議と水中で抜群の使いやすさで応えてくれます。
何より、そうして自分で手入れし尽くした「自分の相棒」を背負って海に入るときの、「この器材なら、絶対に大丈夫」という確固たる自信は、何ものにも代えがたいものです。

自分の器材が, あなたを本当の「自由」にしてくれる

以前ブログで、「ダイビングが上手な人ほど、実は息を吐くのが上手で、水中で頑張らない(無駄な動きをしない)」というお話をしました。

それを可能にする最大の土台が、マイギア(自分の器材)です。

ストレスが一切ないフィット感。
身体が覚えている、いつもと同じ配置。
そして、自分の道具への絶対的な信頼。

これらがすべて揃ったとき、あなたのダイビングから「不安」や「焦り」といった雑音がきれいに消え去ります。
あとに残るのは、ただただ静かで美しいブルーの世界と、目の前を泳ぐお魚たちとの時間だけ。
そう、自分の器材を持つということは、水中において本当の意味で「自由になる」ということなんです。

大人の遊びとして、これほど自分の命を愛おしく守りながら、深く没頭できる道具って他にないんじゃないかな、と思います。

「もっと海を楽しみたいな」「そろそろステップアップしたいな」と感じたら、ぜひ遊びに来てください。
もし今、レンタル器材に何か小さな違和感を覚えているなら、それはあなたの体が「そろそろ自分のギアを持つ時期だよ」と教えてくれているサインかもしれません。

最新の器材のこと、あなたに本当に合うセッティングのやり方、ゆっくりお話ししましょう。

あなたのこれからのダイビング人生を劇的に変えてくれる「一生ものの相棒」を、一緒に見つけるお手伝いをさせていただきます。

40年以上、いろいろな器材を見てきました。
ダイビングを楽しんでいる人は、みんな自分の器材を本当に大切にしています。
器材を大切にする人は、自分の命も、バディも、海も大切にできる人です。
だから私は、器材選びもダイビングトレーニングの一部だと思っています。

ダイブテリーズでは、器材は「売って終わり」ではありません。
ホースの取り回しやアクセサリーの位置まで、一人ひとりの体格や潜り方に合わせて一緒に整えています。器材を自分仕様に仕上げることも、ダイビングの大切な一部だと考えています。

ダイビングは、器材を買う趣味ではありません。
でも、自分に合った器材と出会うことで、水中はもっと楽しく、もっと安全になります。
「売るため」ではなく、「長く楽しむため」の器材選びを一緒に考えています。
お店でお待ちしています!

ダイビングを始める理由は人それぞれです。
「少し興味がある」
それだけでも十分です。
分からないことがあれば、お気軽にLINEからご相談ください。

お問合せはこちらから
【ダイビングをしっかりマスターしたい方は当店へ!】
スキューバダイビングをマスターするならダイビングプールでのじっくり時間を!
当店は店内に温水プールがあります。
納得いくまでじっくり練習できるダイビングスクールを行っています。
・スノーケリングからインストラクターコースまで!
・ステップアップコースやツアーも充実!
・無料説明会随時開催中!
・他店でCカード取得された人もどうぞ!
・ダイビング器材販売もお任せください!
・器材メンテナンス、修理も!
・ダイビングのことならなんでもお任せ!
まずはお気軽にご来店ください。
.............................................................................
LINEショップカードのポイントを集めてお得に!
12ポイント集めたら追加3ダイブ目【ビーチ】が無料!
詳しくはスタッフまで!

.............................................................................
カレンダーが空欄の日はダイビングツアー、プールその他承ることができます。
ご希望の日をLINE公式アカウント等からお問い合わせください。
.............................................................................
ダイブテリーズLINE公式アカウントのお友達はこちらから!
友だち追加
.............................................................................
ダイブテリーズへのお電話は 053-462-6525
スマホからご覧の方はタップするとそのまま電話できます!)
メールでのお問い合わせは こちらからお願いします。
.............................................................................
定休日のお知らせ

  4月~6月・9月~12月は毎週木曜日
  1月~3月は毎週水曜日及び木曜日
  7月~8月は不定休(基本木曜日)

定休日でもスクール、ダイビングツアーは開催可能な場合もあります。
リクエストお待ちしております。
.............................................................................
ブログの記事をお友達に拡散してください!

TORU

我妻 亨(わがつま とおる) PADIコースディレクター No.801010 ダイブテリーズのオーナー兼史上最強雑用係 ダイビングは42年目。PADIインストラクターは38年! 日本国内の南の島のリゾートガイドダイバーから1990年にPADIコースディレクター認定、現在に至る。 ダイビングに関してのことならなんでもご相談ください。 ダイビングのこと、ダイビングの中の話など、書きますのでぜひよろしく!もちろん日常のつぶやきも!いろいろ書くのでお楽しみに!

Translate »