ダイビング業界の新たな航海：持続可能な未来への方向転換
台風7号が虎視眈々と本州を狙っています。
先にお伝えした通り、週明けは残念ながら予定変更。
そんなお盆休みになりました。
こんにちは！
PADIコースディレクターの我妻です。
今日はダイビング業界の皆様向けのブログです。
**はじめに**
我妻は20代前半でダイビング業界に携わるようになり、40年近くになります。
バブル時期、バブル崩壊、そしてコロナ禍。様々な出来事がダイビングを40年弱の間に起こりました。
この業界でずーっと過ごしてきた我妻は、ダイビングとともに生きてきた！といっても過言ではないのかもしれません。
業界の変化を見守りながら生きてきた立場で、そう遠くない未来に、若い世代にバトンタッチする年齢ともいえるのかもしれません。
バトンタッチするときに、若い世代に拒否されないように、業界の未来について考えてみたいと思います。
時代は確実に変わっており、新たな方向転換が求められています。
**現在のダイビング業界の課題**
ダイビング業界は過去から変わらぬ魅力を持ち続けています。
しかしながら、いくつかの課題に直面しています。
その一つはダイビングスポットを含む観光地の過密化。
美しい海に人々が集まることは喜ばしいことですが、その反面、環境への影響も心配されます。
サンゴ礁や海洋生態系の保護が急務ではないでしょうか？
もう一つの課題は、若年層の興味喚起不足です。
昔と比べて、若い世代の中でダイビングに対する興味が減少しているのではないか？と感じます。
スマートフォンやゲームに夢中になる中で、海の魅力を伝えることが難しくなっています。
収入は昔と大きく変わらない中で、支出の面が増加している！情報を取り入れることはできても、実体験へと結びつくための財力の問題もあるのかもしれません。
さらに、ダイビングの安全性と持続可能性に関する懸念もあります。
悲しいことに、事故や環境への影響が報告されることがあります。
中には、中高年の体調の急変に伴うダイビング中のトラブルでも、メディアはショッキングな伝え方をしている傾向がないとは言えません。
私たちはこれらの課題に真剣に向き合い、新たな解決策を見つける必要があります。
**時代に合わせた方向転換の必要性**
このような課題に直面する中で、ダイビング業界も新たな方向転換が必要です。
何よりも大切なのは、持続可能なダイビングの推進です。
私たちは美しい海を次世代に引き継ぐ責任があります。
具体的な例を挙げてみましょう。
例えば、サンゴ礁の保護活動が挙げられます。
訪れた人々にサンゴ礁の大切さを教え、スノーケリングやダイビングを通じてその美しさを体験してもらう取り組みを強力に進めていく必要があります。
スノーケラー、スキンダイバー（アドヴァンスドスノーケラー）、フリーダイバー、体験ダイビング、そして、ダイビングを自らの意思で楽しむダイバーなどを通じて、海の環境意識をもっと持っていただくことが必要になっています。
また、ダイビングポイントの適切な管理やガイドのトレーニングによって、環境への影響を最小限に抑える取り組みも進んでいます。
プロレベルでの意識の改革も必要かもしれません。
さらに、デジタルマーケティングとソーシャルメディアの活用もダイビング業界にとって重要です。
若い世代はオンラインで情報を得る習慣があり、SNSを通じて体験をシェアすることが一般的です。
こうしたプラットフォームを活用して、海の魅力を伝え、若い世代に興味を引く努力が求められます。
X（Twitter）、instagram、Facebook、Threadsなどたくさんのプラットフォームが存在します。
それぞれのプラットフォームの違いをしっかり認識し、上手に利用すること。
これが大切なことかもしれません。
**具体的な方向転換の提案**
では、具体的にどのような方向転換が考えられるでしょうか？
まず、海洋環境保護への取り組みを強化することが重要です。
例えば、ダイビングツアーの際に海岸清掃を行う！などの活動が習慣化していくことが大事です。
また、エコツーリズムを推進し、地域の文化や自然との触れ合いを提供することで、海のアクティビティを中心とした観光を持続的に行えるように。
ただ、潜るだけではない、訪れた地を楽しむ、紹介する。
そんな活動も大事だと考えています。
若年層へのアピールについては、学校などと連携してダイビング体験を提供するプログラムを展開するのもひ斗つの方法だと考えられます。
また、魅力的なキャンペーンやイベントを通じて、ダイビングの楽しさや魅力を伝える努力が必要です。
さらに、技術革新を活用して安全性とエンゲージメントを向上させることも重要です。
最新のダイビングギアやセンサー技術を導入し、事故の予防やリアルタイムな情報提供を行うことで、ダイバーたちの安心感を高めることができます。
**まとめと展望**
未来のダイビング業界には多くの可能性が広がっています。
私たちは海の美しさと豊かさを守りながら、新たな方向に舵を切る覚悟が必要です。
持続可能性、デジタルマーケティング、技術革新―これらの要素を組み合わせて、新たな世代にも魅力的なダイビング体験を提供していくことが求められています。
ぜひ、私たち一人ひとりがその一翼を担い、ダイビング業界の新たな航海を共に進んでいきましょう。
**おわりに**
ここまで長い文章をお読みいただき、ありがとうございました！
未来のダイビング業界に向けて私たちができることはたくさんあります。
次の時代を担う若者たちに、この業界がこのままでは渡せない。
ぜひ、今回のブログをきっかけに、持続可能なダイビング業界の実現に向けて一歩踏み出してみてください。
海は私たちの宝物。その美しさを守り、次世代に引き継いでいくことを考えていきませんか#
今年のGWのスケジュールが決定しました！
5/1~5/5 毎年恒例沖縄座間味【満席】
5/2~5/7 毎年恒例沖縄座間味【満席】
5/3~5/6 毎年恒例沖縄座間味【満席】
4/27 ベストポイント（空きあり）
4/28 日帰り伊豆行先リクエストOK
4/29 ベストポイント（空きあり）
4/30 大瀬崎
5/1 定休日
5/2 定休日
5/3プールのみ
5/4 プールのみ
5/5 プールのみ
5/6 大瀬崎
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