オーバーウェイトが気になるのです!
朝晩は涼しい季節になりました。
昨日からちょっとお天気が不安定。
今日は北海道が大荒れの様子。
こんにちは!
PADIインストラクターの我妻です。
昔から気になって仕方ないことが一つあるんです。
それはオーバーウェイトで潜っているダイバーの多いこと!
実は危ないんだよねー!って思いながら見てるんです。
もちろん、自分のお客様たちにはオーバーウェイトの問題はずーっと言い続けていますが。
そこで今日はちょっと思っていることをブログで書いてみます。
オーバーウェイトの危険性と適正ウェイトでのスクーバダイビングの利点
こんなテーマなので、興味のある方はぜひ読んでみてください。
我妻も若い時からハマっているスクーバダイビングは素晴らしいアクティビティ。
でも潜ればいい!のではなく、スキルをきちんと持って、そのスキルを活用して潜ることはとても大切なことだと思っています。
そのなかでも正しいウェイトの設定は重要な要素、基本中の基本だと考えています。
例えば一般的な体型の日本人の女性が5mmのワンピースウェットスーツを着用し、スチールシリンダーを使用しているときに、4キロもウェイトをつけているのは時々見かけます。
我妻は、一般的なスチールシリンダーで5㎜ワンピースのウェットスーツの時はウェイトつけてません。
それでも沈みがちで困るんですけどね。
オーバーウェイトは大きな危険を伴います。
オーバーウェイトの問題点
オーバーウェイト(ウェイトが重すぎる状態)は、スクーバダイビングにおける深刻なリスクを引き起こす可能性があります。
以下はその問題点です。
浮力の喪失:
オーバーウェイトの状態では、水中/水面での浮力を維持することが難しくなります。
潜降はしやすい!という人もいますが、それは潜降ではなく、墜落だ!と思っています。
逆にちょっとしたトラブルで水面に浮上した場合、慌てていてBCDに吸気ができない!とかウェイトを捨てる(エマージェンシー・ウェイトドロップ)ができないと、再び沈んでしまい溺れてします可能性が高まります。
エア消費の増加:
オーバーウェイトのダイバーは、浮力を保つために余分なエネルギーを消費します。常に足や手を動かしていないと、沈んでしまう!
ということは動きが多いのでシリンダーの空気の消費が多くなります。
また、浮力をコントロールするためにBCDやドライスーツへの吸気も増え、エア消費も増えます。
BCDやドライスーツへ吸気したエアは、浅場に戻る時には捨ててしまうエアになるのです。
ストレスとパニック:
オーバーウェイトの状態では、ストレスやパニックがより起きやすくなります。
ウェイトが重すぎることでダイバーは自分の浮力をコントロールできないと感じ、恐怖や不安が増すかもしれません。
環境へのダメージ:
オーバーウェイトの状態でも上手に浮力コントロールができていれば問題はないのですが、ほとんどの場合、浮力コントロールがうまくできず、サンゴを折ってしまったり、砂を巻き上げたり。
周囲の環境に対して、ダメージを与えてしまうことが考えられます。
適正ウェイトの調整方法
適正なウェイト設定は、スキルと経験に基づいて行うべきです。
水面でBCD/ドライスーツから空気をすべて完全に抜き、通常の呼吸を続けてる時に水面が目線辺りに来ること
これが適正ウエイトです。
もちろんこの測定の前に自分自身の使う器材、スーツ、シリンダーによってウェイトが変わるのでおよそのウェイト量を計算しておくことが大切です。
この計算方法はPADIピークパフォーマンスボイヤンシーSPコースでしっかりマスターできます。
ウェイト位置調整:
ウェイトベルトを使用するスタイルが日本では一般的かもしれません。
その場合、ウェイトの位置、前のほうに集めるのか、それとも後ろへもっていくのか。
腰よりも上にベルトをつけるのか、それとも下につけるのか。
トリム(水中姿勢)にもかかわる部分です。これをきちんと調整することも大切です。
最近ではBCDにウェイトを組み込んだり、ウェイトベスト、アンクルウェイトなどを使ってウェイトの位置を調整することが多くなっています。
BCDに組み込む場合でも、前側、後ろ側のどちらを多くするか?など、いろいろやってみるといいでしょう。
インストラクターのアドバイス:
経験豊富なインストラクターのアドバイスを受けることは非常に重要です。
インストラクターはあなたのスキルと装備に合わせて適切なウェイトをアドバイスしてくれます。
適正ウェイトでのダイビングの利点
適正ウェイトでダイビングすることは多くの利点があります。
浮力のコントロール:
適正ウェイトでダイビングすることで、水中での浮力を維持しやすくなります。
トラブルが発生して浮上しても、慌てているので呼吸が浅くなっているはず。
だから再び沈んでしまい溺れるリスクも軽減できると思います。
エア消費の効率化:
適正ウェイトでは、余分なエネルギーを浮力の調整に使う必要がなくなります。
また、BCD/ドライスーツに吸気する量も減りエアの消費を少なくすることができます。
これ以外に、トリムが取りやすくなり、呼吸で浮力をコントロールすることが容易くなるはずです。
ダイビングでの浮力コントロールの基本は呼吸。
適性ウェイトで潜降が難しい!という人の大半は、息がちゃんと吐ききれてないんです。
吸ったり吐いたりすることで自分の体がどう動くのか?
きちんとした講習を受けてきている人なら、オープンウォーターダイバーコースの中で、呼吸で体が上下する(中性浮力/昔はフィンピボットって言ったやつ)スキルを練習しているはずです。
PADIピークパフォーマンスボイヤンシーSPコース
PADIピークパフォーマンスボイヤンシーSPコースは、適正ウェイトと浮力コントロールを向上させるのに役立つ素晴らしいコース。
浮力コントロールの壁はみんなが一度はぶつかるもの(笑)。
そこを乗り越えるためのスキルを伝授します!
内容は・・・
浮力の設定:
このコースでは、適切な浮力を設定する方法を学びます。
浮力を維持しやすくなり、水中での安定性が向上します。
ウェイト調整のテクニック:
ウェイトの位置調整方法やウェイトベルトの使い方、BCDに組み込むならどうすればいいのか?などについて学びます。
ウェイトの効果的な調整は、ダイビングの快適性を高めます。
スキル向上:
浮力のコントロールやウェイトの調整に関連するスキルを向上させ、安全なダイビングを楽しむための自信をつけます。
ぜひ、浮力に自信のない人はこのコースでしっかり練習してみませんか?
水中姿勢(トリム)の修正などもコース内容に含まれます。
チャレンジャー求む!
オーバーウェイトの問題は深刻なリスクを伴いますが、適正ウェイトでのダイビングは安全で快適な体験を提供します。
PADIピークパフォーマンスボイヤンシーSPコースを受講することで、浮力のコントロールとスキルを向上させ、より自信を持ってダイビングを楽しむことができます。
安全なダイビングと素晴らしい冒険を楽しむために、適正ウェイトの設定を重視しましょう。
もう、うまく潜降できないからウェイト増やす!という単純な発想はやめ!
適性ウェイトでしっかり潜れるスキルを身に着ける。
ダイビングって、錘の重さで水中にいるスキルではなく、ちゃんと自分で浮力をコントロールして楽しむアクティビティですからね。
そこ、お間違えなく。
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