僕はPADIコースディレクターです!
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僕はスクーバダイビングインストラクターです。
最初にPADIインストラクターとして認定されてから30年経ちました。
気がついたら30年。同時に今の店、ダイブテリーズも今年30年を迎えました。
学生時代に沖縄の座間味島というところで縁あって下積みをさせていただき、大学卒業と同時にPADIインストラクターに。
その後、島を離れ、仕事をどうしようと思っていた矢先、浜松でダイビングショップをスタートしたけどインストラクターがいないんだ!ということで、ヘルプのつもりで浜松へ。
その後、正式に仕事をするということで浜松へ移住したのが1986年の秋の終わりでした。
時はバブル期の始まり。
1987年からは、PADIのインストラクタートレーニングの現場にもチョコチョコお邪魔して、プロのトレーニングを学び、そして実際にトレーニングをし、また、自分の知識やスキルとして活かし。
そんな感じで店と、自分のトレーニングを両立させていました。
1988年PADIマスターインストラクター認定
当時は、まだ、PADIインストラクタートレーニングも、カレッジ形式で現在のように資格条件の整ったお店がやるスタイルではなかったのです。
カレッジへ通い、PADIマスターインストラクターの認定を受けた後も、一生懸命、新しいインストラクターの育成や、インストラクターになってからのトレーニングの現場で一生懸命頑張ってきました。
1990年日本で初めてのPADIコースディレクタートレーニングコース(CDTC)
が開催されるというとき、チャンス!と思いエントリーした自分がいたのです。
CDTCって世界で年間に200名くらいのエントリーがあるようなのですが、年間にコースに参加できる人数が70名ほど。
コース参加が認められただけで”Congratulations!っていうレター(いまならメールなのかな)が届くレベルですから。
そのとき一緒にPADI CDになった方がこちら。
前に腰かけているのはトレーニングのスタッフの皆さまです。
残念ながら亡くなってしまった方も、そして、すでに業界から退かれている方もいらっしゃいます。
そんな中でも、ありがたいことに、ずーっとやらせていただけてます。PADIコースディレクターとして。
PADIコースディレクターって・・・なに?(僕が思うものね。)
PADIコース・ディレクターになると
- PADIインストラクター開発コース(IDC)、OWSIプログラム、IDCスタッフ・インストラクター・コースを実施できる。
- ステータス・アップデートを実施できる。
- エマージェンシー・ファースト・レスポンス・インストラクター・コースを実施できる。
簡単に言えばこんなところ。
これは開催できるコースやプログラムの幅や奥行きが拡がるってことです。
つまり、PADIコースディレクターになるってことは、自分自身のビジネスのチャンスを拡大するってことなのです。
でもね・・・僕は、ビジネスの幅や奥行きが拡大するということは、同時に・・・
もっといろんな責任が増えてくると考えています。
どういうこと?
ここでいう責任って何なんだろう?っていつも考えるのです。
できる仕事の幅や奥行きが拡がった、特にプロレベルのトレーニングに・・・と考えると、コースディレクターが開催するプロレベルのトレーニングに参加してくる人は、プロとして何らかの活動をしたいか、プロとして生活していきたいかのどちらかだと思うのです。
言い換えると、プロとしてダイバーの育成や教育を行うことに携わりたい、もしくはそれを糧にして生きて生きたい!という人たちを相手にするわけです。
つまり、コースディレクターがトレーニングする相手は、最終的には全くダイビングをしたことのない人に対してトレーニングする人かもしれないし、ダイビングのトレーニングを継続して受け続けている人かもしれないのです。
つまり、世の中のダイバーのみなさんたちのスキル、知識、姿勢、考え方。その国独自のトレンド、法律、規制。
様々なことを行うプログラムの中に織り交ぜ、かつ、それをきちんと理解し、活動する国、場所に応用できるレベルまでしてあげなければいけない責任が生まれるのです。
インストラクター資格を取得させることが目的ではありません。
PADIインストラクター開発コース(IDC)をコースディレクターの下でコンプリートすると、PADI IE(インストラクター試験)に参加し、評価を受ける資格を得ます。
これに合格しないと、PADIオープンウォータースクーバインストラクター(いわゆるインストラクター)になることができません。
でも、ちょっと待ってください!
PADIオープンウォータースクーバインストラクター(以下OWSI)になることが目的ですか?
違いますよね?
PADI OWSIになって、ダイバーのトレーニングなどをし、参加してくれたダイバーの皆さんに喜んでもらいたい!
んですよね?
となると、コースディレクターの責任って重大です。
参加されたお客様、つまりダイバーの方を納得させて満足させて、そして喜んでくれるインストラクターを作るわけですから。
それだけではないこと。
自分がトレーニングをしたPADIプロフェッショナル達のサポートをすることもやるべきことだと思っています。
PADIコースディレクターとして、すでに25年経過しました。
コースディレクターになる前から携わったPADIインストラクタートレーニング。
そのときから一つもぶれない、一つも曲げず、同じ考え方でずーっと来ています。
逆転発想ですが・・・
僕がPADIオープンウォーターダイバーコースを実施するときの考え方というものもあるんです。
将来PADIのプロフェッショナルを目指すかもしれない人を今トレーニングしているんだ!という気持ちがどこかにあります。
僕のコースに参加してくれた人全員がそうなってほしいということではなく、そういう人もいるかもしれない。
ということは、その人たちが将来プロとしてのトレーニングに入ったときに困らないようなトレーニングをちゃんと提供しなくてはいけない!という意識で常にいます。
グアムのPADIコースディレクターがTwitterでつぶやいていました。
PADIインストラクターになるためには、オープンウォーターダイバーコースからすべての達成条件をマスターしていることが重要。インストラクター開発コースはダイブマスターまでにない新しいスキル・知識を習得するコース。IDC参加前の準備はしっかりと。#グアム #PADI #IDC
— 3Dアドベンチャーズ 上田学 (@3DAJAPAN) 2016年4月22日
正論です。
IDC前の準備も大事ですが付け焼刃にならぬよう、スタートのところからきちんと考えてくれるインストラクターとのお付き合いが、きっと今年、ダイビングを始める人にもっといっぱいの幸せをもたらすのです。
これからもぶれず曲げず
これからもまだまだやります。
同じ時期にPADI CDになった多く人たちより一回り若いですから。
若い時にそういうことにチャレンジできた自分をもっと前に進めていくために頑張ります。
かなりユルくですけどね。
では!
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