Thinking Like a Diver! PADI アドヴァンスドダイバーコース!
昨日は沼津でお勉強をしてきたPADIインストラクターの我妻です。
こんにちは!
昨年からいろいろと話しは出ていましたが、まもなく日本語版教材も発売(4月予定)になり、PADIアドヴァンスドオープンウォーターダイバーコースの久しぶりの改定が行われます。
我妻がスクーバダイビングを始めてから、ほぼ大きくは改定されずにいたこのプログラム。
今回、様々な理由で改定がされました。
変わったところ、変わらないところいろいろあります。
我妻なりに解釈しているそのあたりのことを書いてみます。
なぜ改定されたのか?
器材が技術的に進歩したこと:
ダイビング器材の進歩や開発、ダイブコンピューターの普及やデジタルコンパスの登場など、新しい技術がたくさん出てきたこと。
さらに、イメージングプロセス(フィルムカメラやビデオカメラではなく)がデジタル化し、静止画、動画に使う器材の境目がなくなったこと。
過去から使われていた教材のアップデート(ビデオテープからDVDへ)など様々な技術が短期間で進歩したことが理由の一つだと思います。
インストラクション教材がいろいろ:
昔からある紙版のマニュアルはなくなりません。
でも、他のコースやプログラムで用いられているTouch製品やeラーニングなどが多くある時代。
日本語版の発売はまだ未定のようですが、PADIアドバンスドオープンウォーターダイバータッチも英語では発表されています。
Thinking Like a Diver:
「ダイバーのように考える」
ダイバーが自信を持ち、現実的で安全なダイビングを行うために、ベテランダイバーならどう考えるか?という視点を持つことをプログラムに組み込みました。
いままでと変わらないことは?
変更されたといっても、すべてが変わったわけではなく、変わらない部分もあります。
2つの認定資格 :
アドベンチャーダイバーとアドバンスドオープンウォーター認定があること。
認定条件
アドベンチャー・ダイバーの場合、生徒ダイバーは以下の達成条件を満たさなければならない:
• 3種類のアドベンチャー・ダイブを修了する。
• 修了した3種類のアドベンチャー・ダイブのナレッジリビューを修了する。
アドヴァンスド・オープン・ウォーター・ダイバーの場合、生徒ダイバーは以下の達成条件を満たさなければならない:
• ディープとアンダーウォーター・ナビゲーションを含む5種類のアドベ ンチャー・ダイブを修了する。
• 修了した5種類のアドベンチャー・ダイブのナレッジリビューを修了する。
スペシャルティーコースとのリンク:
各アドベンチャーダイブは、対応するスペシャルティーダイバーコースの最初のダイビングとしてクレジットできます。
アドヴェンチャーダイブが増えたことにより、より多くのリンクが導入されました。
変わったこと。
変わったこと、新しく導入されたことは・・・
アドヴェンチャーダイブの種類が増えた:
いくつかのアドベンチャーダイブは廃止になりました。
アンダーウォーターフォトグラファーと、アンダーうウォータービデオグラファーは、デジタル水中イメージングアドベンチャーダイブになりました。
フィルムカメラからデジタルカメラへ、ビデオカメラからデジタルカメラの動画撮影へ。
カメラの技術の進歩とともに統合された形です。
スペシャルティーコースとのリンク:
アドヴェンチャーダイブは今までと同じように、標準化されたPADIスペシャルティーコースの最初のダイビングとインストラクターの判断でクレジットとして提供されます。
リブリーザーダイバーは、新しいアドベンチャーダイブとして提供されます。
ただし、アドヴェンチャーダイバーの種類によっては、それぞれの分野のスペシャルティーインストラクター資格を所有しているインストラクターだけが提供できます。
新しく登場したPADI標準スペシャルティーコース:
- フルフェイスマスク SP
- ディレィドサーフェスマーカーブイ(DSMB)SP
新しく登場したアドベンチャーダイブ:
- セルフリライアントダイバー
- ディレイドサーフェスマーカーブイ(DSMB)
- Dive Against Debris (AWARE)
- サメの保護(AWARE)
- デジタル水中イメージング
- 魚の見分け方(AWAREから外れました)
プログラムの呼び名が変わりました:
今までのマニュアルはPADIアドヴェンチャーインダイビングマニュアルでした。
これからはPADI Advanced Open Water Diverマニュアルです。
Thinking Like a Diver:
オープン・ウォーター・ダイバー・コースで実施される手法の継続とダイバーとしての自信の向上が目的で、「Think Like a Diver(経験豊富なダイバーの視点で物事を考える)」セクションが加わりました。ガス管理、状況認識、バディーコミュニケーションなどのダイビングの原則に焦点を当てたダイバー自身が考えていくことをすべてのアドヴェンチャーダイブに組み込んでいます。安全にダイビングをするために何をすべきか考え、ダイビングをよりよく、リスク管理をすることを繰り返し練習します。
全てのダイビングの一番の目的は「安全に戻ってくること。」と考えるのがいいかもしれません。
Thinking Like a Diverのディスカッション・ポイント
PADIアドヴァンスド・オープン・ウォーター・ダイバー・プログラムの中でのThinking Like a Diverの目的はダイバーが初期のレベルのコースで手順や基礎の学習を構築することである。
インストラクターの仕事は、ダイバーが毎回のダイブを準備し、実施する度にダイバーの考え方を膨らませることであり、彼らのダイビングをより経験のあるダイバーのように近づけることである。
ア ドベンチャー・ダイブの前に、その時のダイブに応じた実用的な例を挙げ、原則を思い出させる。
ブリーフィングの中で、ダイバーがダイブの前とダイブの最中にどう考え行動すべきかを明確に提示する。
ダイブの後に、ダイバーにこれらのことを確認する。
インストラクターの提案がアドベンチャー・ダイブの方針、その地域でのダイブ、そしてすべてのダイバーにあてはまる広範囲での安 全の原理に直接関係してくる。
ブリーフィングでは次のことを注意事項に含める:
- アドベンチャー・ダイブに関連する最初の目的 (復路の安全) と第二の目的。
- ダイブ・プランニング – 最大深度、最大時間、ターン・プレッシャー、予備と浮上開始時残圧 の計画。ダイブ中にダイブリミットを確認できるよう、アドヴァンスド・オープン・ウォータ ー・ダイバー・マルチパーパス (多目的) データキャリアに記録させる。
- 状況の認識 – ガスの管理、激しい動きによるガスの消費、深度、バディ、ナビゲーション、器材、危険個所、環境など
- するべきことの管理 – ダイブ・ファースト、シチュエーション・セカンド、コミュニケーショ ン・サード
- よい習慣を練習 – 例: プレダイブ・セーフティ・チェック、マスクをしてスノーケルかレギュレ ーターを口にくわえる。水面で浮力を維持し、慎重にダイビングする。
注意すべきポイント
スペシャルティインストラクター資格が必要なアドヴェンチャーダイブがあること:
たくさんのアドヴェンチャーダイブが登場してくる中で、SPインストラクター資格がなければ開催できないものもあります。
- カバーン
- DSMB
- Dive Against Debris (AWARE)
- ダイバー・プロパルジョン・ビークル
- エンリッチド・エア
- フルフェイス・マスク
- アイス
- リブリーザー
- セルフ・リライアント
- サメの保護(AWARE)
- サイドマウント
以上のものは、それぞれの分野のSPインストラクター資格を持ったインストラクターのみ実施可能です。
面白く、かつ、実用的になった・・・
改訂版PADIアドヴァンスドオープンウォーターダイバーコース。
ダイブテリーズでは、日本語教材、およびSPインストラクター資格整備が整い次第スタートします。
面白く楽しいプログラム。
詳しくはお問い合わせください。
お問合せはこちらから【ダイビングをしっかりマスターしたい方は当店へ!】
スキューバダイビングをマスターするならダイビングプールでのじっくり時間を!
当店は店内に温水プールがあります。
納得いくまでじっくり練習できるダイビングスクールを行っています。
・スノーケリングからインストラクターコースまで!
・ステップアップコースやツアーも充実!
・無料説明会随時開催中!
・他店でCカード取得された人もどうぞ!
・ダイビング器材販売もお任せください!
・器材メンテナンス、修理も!
・ダイビングのことならなんでもお任せ!
まずはお気軽にご来店ください。
.............................................................................
LINEショップカードのポイントを集めてお得に!
12ポイント集めたら追加3ダイブ目【ビーチ】が無料!
詳しくはスタッフまで!
.............................................................................
カレンダーが空欄の日はダイビングツアー、プールその他承ることができます。
ご希望の日をLINE公式アカウント等からお問い合わせください。
ダイブテリーズLINE公式アカウントのお友達はこちらから!

.............................................................................
ダイブテリーズへのお電話は 053-462-6525
スマホからご覧の方はタップするとそのまま電話できます!)
メールでのお問い合わせは こちらからお願いします。
.............................................................................
定休日のお知らせ
4月~6月・9月~12月は毎週木曜日
1月~3月は毎週水曜日及び木曜日
7月~8月は不定休(基本木曜日)
リクエストお待ちしております。
.............................................................................