ダイビングと健康の関係
台風7号が上陸した今日。
コースは少し外れたけど、それなりに台風な一日になりました。
今日のダイブテリーズは、台風休業。
こんな時にお休みになるのは台風のときだけ・・・です。
スタッフは完全休業。
我妻は今週末までの準備で数時間は店で仕事でした。
体力温存して頑張ってもらわなくちゃ!
こんばんは!
PADIインストラクターの我妻です。
「ダイビングと健康の関係」を少しだけ。
中高年のダイバーも多いし、アフターコロナ!ってこともあるし。
ダイビングって楽しいし、一度その魅力に取りつかれたらもう離れなれないくらい。
でも健康状態によっては注意が必要な場合があります。
このブログでは、ダイビングが禁忌となる健康状態やリスク、そしてコロナ感染症に関連する健康上の注意点について個人的に思うことを書いてみます。
また、アフターコロナの時代におけるダイビングと健康についても考えてみましょう。
もちろん、我妻は医者ではありませんから、個人的にこう思っているんだよ!というレベルの話です。
ダイビングをすることを考えなければいけない健康状態
ダイビングは体力や健康状態によって問題が起こったりするケースがあります。
というのは、ダイビングは完全なアウトドアフィールドでのアクティビティだからです。
自然相手のアクティビティに参加する場合、体力だけでなく健康状態にも気を使う必要があるのです。
以下の健康状態の場合、ダイビングは避けるべきです。
– 心臓疾患や高血圧:
心臓に負担をかけることがあり、急激な水圧やハードな動きが突然の問題を起こすことが考えられます。
– 呼吸器疾患:
レギュレーターからの呼吸なので、呼吸しにくく感じるケースがあるかもしれません。
– 中耳炎や副鼻腔炎:
潜降に伴う周囲の圧力の変化に対応できず、痛みや不快感が生じます。場合によっては圧外傷を引き起こす可能性もあります。
体力の側面
ダイビングはある程度の体力を要するアクティビティだと思うのです。
体力がない場合、疲労が蓄積し判断力が低下したり、グループから離脱したり。
場合によっては大きな問題を引き起こす可能性があります。
事前に適切な運動を行い、体力をつけることが重要です。
服薬に関して(市販薬を含む)
特定の薬物や医療用具の使用はダイビングに影響を与える可能性があります。
抗凝固薬などの使用は出血リスクを増加させたり、痛み止めなどの薬も血圧上昇を伴い問題を起こす可能性があります。
特に処方薬に関しては、担当のお医者様と相談し、薬物の影響を理解した上でダイビングを行うことを検討するべきです。ダイバーメディカルにはこのことが書かれています。
年齢に関して
年齢はダイビングの安全性に影響を与える要因です。
高齢者は心臓や血圧の問題が起こりやすい可能性があります。
年齢に応じた健康チェックを受け、医師のアドバイスに従うことが大切です。
コロナ後遺症とダイビング
コロナ感染症を経験した人々は、その後も健康上の課題を抱えることがあります。
肺機能の低下や疲労感などが残る場合、ダイビングの身体的負担が増加する可能性があります。
医師との相談を通じて、適切な判断を下すべきです。
アフターコロナの今、考えられること
アフターコロナですが基本的な感染症対策は必要と考えるべきでしょう。
手洗いや消毒、状況によってはマスクの着用をし、感染リスクを最小限に抑えることは考えるべきです。
また、体力維持や免疫力向上のための運動や健康管理が、ダイビングの安全性にも寄与します。
インストラクターと共有すべき健康上のリスク
ダイビングインストラクターは、参加者の安全のために色々考えます。
そのためには健康状態や医療情報を正確に提供することで、適切なアドバイスや判断を行うことが必要です。
皆様にお願いしたいのは健康状態や薬物使用に関する情報を正しく提供し、ダイビングの適否を確認させてください。
ダイビングを避けるべき状況の具体例
- 重度の心臓疾患を抱える人
- 治療中の呼吸器疾患を持つ人
- 血液凝固を抑える薬を服用している人
- 血圧が上昇する可能性のある薬を服用している人
- 体力が不足している高齢者
- コロナ感染症の症状がある人
結論
私たち、インストラクターはダイビングは楽しさと冒険を提供しますが、参加される方の健康状態は管理しているわけではありません。でも参加される方の健康上のリスクを考慮する必要があります。
自身の健康状態を理解し、医師のアドバイスを受けながら安全に楽しむために、正しい判断を行いましょう。
皆様から正しい情報をいただけることがダイビングの安全に繋がります。
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