オウンリスクの概念とその重要性
いいお天気になりそう。
今日は定休日ですが、大瀬崎のリクエストで海です!
こんにちは!
PADIインストラクターの我妻です。
昔から色々考えていたんですが、欧米のダイビングシーンと日本のダイビングシーンの違い。
欧米はもともと、すべての行為に「オウンリスク」の概念が日本と比べると高いと思うのです。
なにかを行うときに、「自分の責任」でやる!という考え方。
例えば、このページ。
フリークライミングにおけるオウンリスクの考え方を明確にしています。
ダイビングも決して遠くないところにあるアクティビティだと思うのです。
日本のダイビングシーンは他国とは異なる特徴が多く、その中には「オウンリスク(Own Risk)」の概念の低さが昔から気になるところ。
このブログでは、このオウンリスクの概念が日本のダイビングシーンにおいてどのような影響を与えているのかについて、完全に個人的な考察をし、日本において、より安全で充実したダイビングを行うにはどうしたらいいのか?考えてみようと思います。
今日のブログのタイトルはこちら!
日本のダイビング:オウンリスクの概念とその重要性
興味があれば読んでみてください。
オウンリスクの概念
オウンリスクとは、ダイバー自身がリスクを評価し、適切な安全対策を講じる概念だと考えています。
これはグローバルなダイビングシーンでは非常に重要視されており、安全なダイビングを実現するための基本となっています。
そもそも、PADIオープンウォーターダイバーコースは、同じレベルのトレーニングを受けた人同士のバディだけで、トレーニングと同等もしくはソレよりも良いコンディションでダイビングを楽しめるようにトレーニングするプログラムとして設計されています。
日本のダイビング文化とオウンリスク
しかし、日本のダイビングシーンにおいては、オウンリスクの概念が相対的に低いと言えます。
具体的な例を挙げて、その影響について考えてみます。
自己リスク評価の不足
オウンリスクの概念が低いことから、一部の日本のダイバーは自己リスク評価を省いていると思うケースがあります。
例えば、コンディションが悪化しても、ガイドやインストラクターに完全に依存し、自己の判断力を発揮しないこと。
このような状況では、自己の安全性を守るための能力が低下し、危険にさらされる可能性が増えます。
グループでのダイビング
日本のダイビング文化では、多くの場合、グループでのダイビングが一般的。
これは一つのポジティブな要素ではありますが、同時にオウンリスクの低下につながる可能性があります。
「みんなが行くから自分も行く!」
「なんか不安なんだけど、みんながいい!っていうから自分も!」
「不安だけど、大丈夫だよね?」
ダイバーがグループに依存しすぎ、自己リーダーシップの能力を発展させないことが問題となることがあります。
ガイドやインストラクターへの期待
日本のダイバーは、ガイドやインストラクターに対する期待が高い傾向があります。
ガイドの役割は、水中をガイドすることであり、ダイバー個々の安全はダイバー個々の責任であると思っています。
もちろん、ガイドするエリアに潜在する危険の排除はしますが、スキル的なこと、知識的なことに関しての安全はダイバー個々が考えるべきことです。
しかし日本のダイビングシーンにおいて、ガイドは安全を確保し、リスクを管理する責任を負うことが多くなります。
ガイドシステムの良し悪しはここで考えることではないですが、実際にガイドやインストラクターにとって大きな負担が発生し、同時にダイバー自身の責任意識を低下させる要因となっているかも?と思うこともあります。
オウンリスクの重要性
オウンリスクの概念は、ダイビングにおいて生命の安全を守るために不可欠。
自己責任の意識を高め、リスクを適切に評価することは、より安全なダイビング体験を実現する上で欠かせません。
原則やルールを守っていても、時として最悪の結果を招くことがあります。
行動の結果が予測できない人や、予測できても白分には受け入れられないと考える人は、ダイビングのようなアクティビティをすべきではありません。
同様に、完全な安全を他者に求める人も・・・です。
これは、ダイビングをするときに誰でも書いている書類にも明記されています。
オウンリスクを高める方法
トレーニングを受け続ける
オウンリスクの概念を高めるために、ダイバーは定期的なトレーニングを受けるべきだと考えています。
自己リスク評価のスキルを向上させ、危険な状況を適切に判断する能力を養いましょう。
プロフェッショナルなインストラクターと共にダイビングをする中で、「なぜそういう判断をするのか?」ということも見て、聞いて学ぶことも大事です。
自己リーダーシップの発展
グループダイビングに参加する場合でも、自己リーダーシップのスキルを発展させることが重要です。
自己の安全性を確保し、必要に応じてリーダーシップを発揮できるよう努力しましょう。
自分の安全は自分で守る。
この意識が大切です。
情報共有と学び
ダイビングショップなどとの情報共有、一緒に潜るダイバーなどから学ぶことも多いと思います。
経験豊富なダイバーやインストラクターからのアドバイスは、自己のリスク評価を向上させるのに役立ちます。
ダイブテリーズのスタッフ、経験の多いお客様は、惜しみなくサポートをするはずです。
結論
日本のダイビングシーンは独自の特徴を持っていますが、オウンリスクの概念が低いことが安全性に関する課題となることがあります。
ダイバー個人が自己責任の重要性を理解し、安全なダイビングのために積極的に取り組むことは、日本のダイビングシーン全体にとって有益であり、より安全で充実したダイビング体験を実現するキーとなります。
安全を最優先に考え、オウンリスクの概念を高めることで、もっと楽しい世界が広がっていくはずです。
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そのようなスキルと知識を持った皆さんと、様々なダイビングアドヴェンチャーを楽しみたいと考えているのです。
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