持続可能なアクティビティとマナーの向上
こんにちは!
PADIインストラクターの我妻です。
今回も大瀬崎での海洋ダイブだったのですが、一昨年あたりから大瀬崎での釣りは基本的に禁止になっているはずなんです。
船で沖から釣るのはまだ有りかもしれませんが、桟橋、ビーチからの釣りは禁止だと思うんですよね。
でも、夜、暗闇に潜んで釣りをしている人が跡を絶ちません。
先日も見かけました。
小さなヘッドライト一つで釣りをしている人。
煙草の吸殻のポイ捨て、釣り上げたイカの墨でそこら中が真っ黒。
水中では、明らかに桟橋側から入れたであろう根掛かりしたライン、餌木、イカメタル。
陸からの釣りを禁止にしてからはメタルジグは減ったけど。
これでいいのかなぁ?と思うのでちょっとブログで。
今日のタイトルは
ダイビングと釣り: 持続可能なアクティビティとマナーの向上
興味があれば読んでみてください。
釣りを楽しむ人達とダイビングを楽しむ人達。
どちらも海を楽しむという点では共通。
独自の特徴と楽しさを提供します。
しかし、これらのアウトドアアクティビティにおいても、環境への責任とマナーの向上が不可欠だと思います。
ダイバーと釣り愛好者のコミュニティが直面してきた課題と、持続可能な文化の促進について書いてみますね。
ダイバーと釣り愛好者: 類似性と違い
過去には、ダイバーの中にも問題行動が見受けられた、または、そういうことをすると思われていました。
一部のダイバーはサンゴや海洋生物を触ったり、採取したりする行動が問題となり、一部の海域でのダイビングが制限されました。
同様に、釣り愛好者の中にも禁止エリアでの釣りや環境への配慮を欠いた行動が見受けられ、問題となっています。例えば前述のように大瀬崎のケースもそうかもしれません。
ただし、条例等の法律的な禁止ではありませんから、罰則規定が設けられているわけではありません。
(そこを逆手に取るなよ!と言う話ですけどね。)
ダイバーと釣り愛好者の間には重要な違いも存在します。
ダイバーは水中で活動するため、その行動が生態系に直接的な影響を及ぼす可能性が高いです。
それに対して、釣りは水面で行われるため、影響は一般的に間接的であることが多いと言えます。
しかし、禁止エリアでの釣りや環境への責任を怠る行動が、地域の釣り規制を厳格化させ、問題を引き起こす可能性があることを忘れてはなりません。
要するに、地元の人達に迷惑かけるなよ!ということなんです。
これは釣りもダイビングも同じです。
持続可能な釣り文化の促進
ダイビングはその歴史の中で、マナーが悪いことをしないようにする!ということを築きあげてきたのかもしれません。
ダイビングをするために、まず、「教育」があるのも少し釣りとは異なる部分なのかもしれません。
ダイビングのやり方から持続可能な釣り文化を促進することもできる可能性はあります。
教育プログラム
ダイビングでは、ダイバーに向けて環境への責任と行動規範についての教育プログラムが導入されました。
同様に、釣り愛好者に対しても環境への影響や法律規制に関する教育プログラムを提供し、持続可能な釣りの実践方法を学びましょう。
具体的にどうしたらいいのか?というのは釣り愛好者の人たちにおまかせするしかないのですが。
マナーと倫理規定
ダイバーの間で共通のマナーや倫理規定が暗黙の了解のように策定され、ダイバー同士の相互尊重と生態系、地元住民への配慮が重要視されました。
釣り愛好者でも同様の倫理規定を策定し、他の釣り人やビーチ愛好者、地元の住民への配慮を徹底することが求められています。
情報の共有
ダイバーたちは、ウェブサイトやソーシャルメディアを活用して持続可能なダイビングに関する情報を提供しました。
同様に、釣りを楽しむ人達も持続可能な釣りの情報を共有し、事例研究や成功事例を通じて良い実践方法を広めていくことができると思います。
コミュニティのリーダーシップ
地元のダイビングクラブやインストラクター、ショップが持続可能なダイビングのリーダーシップを発揮しました。
同様に、釣りの世界もきっとリーダーシップを発揮する人々がいるはずです。
そのような人たちは、持続可能な釣りの価値を広めるために重要です。
環境への貢献
昨今のダイバーは、地元の環境プロジェクトやクリーンアップ活動に積極的に参加し、環境への貢献を示しています。
同様に、釣りの人たちも地元の環境プロジェクトに参加することで、環境への配慮を示す機会を持つことができます。
【やっていないということではないですからお間違えなく】
環境プロジェクトへの積極的な参加は、持続可能な釣り文化の一環として重要です。
持続可能な釣り文化の促進に向けて、釣り愛好者にも環境への責任とマナーの向上を促進していくことが大切だと考えています。
一部のマナーの悪い人の影響で釣り全体ができなくなってしまうことを危惧しています。
私自身は釣りを否定するのではなく、釣りを楽しむ人達が、より責任ある釣り愛好者として、持続可能な釣り文化を育てることが未来の美しい海洋環境を保つ鍵となると考えています。
ジャンルは違うにせよ、我々は豊かな海洋環境を次世代に受け継ぐ責任を果たさなければいけないのですから。
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