地球を祝福する日：アースデーとダイバーの役割

今日は暑い一日になりました。
まだ4月だというのに全国では30度越えのところもあったようで。
そんな月曜日はワンオペでシリンダー充填やらドライスーツ修理、その他もろもろ、細かいことをしていました。

こんにちは！
PADIインストラクターの我妻です。
皆さんは「アースデー」って聞いたことありますか？

実は毎年4月22日はアースデーなんです。
間もなく訪れるアースデー。

地球環境問題への意識が高まる中、私たちダイバーにとって、この特別な日にはどのような意味があるのでしょうか？
今日のブログは、その「アースデー」について。
タイトルは・・・
地球を祝福する日：アースデーとダイバーの役割
興味のある方は読んでみてください。

アースデーとは？

1970年にアメリカで始まったアースデーは、地球環境問題への関心を高め、持続可能な社会の実現を目指す国際的なイベントです。
毎年4月22日に行われ、現在では世界190カ国以上、10億人以上が参加するまでになりました。

アースデーの背景

1960年代後半から、世界各地で深刻な環境問題が顕著になってきました。
大気汚染、水質汚染、森林伐採など、人間の活動による環境破壊が加速し、地球の未来は危機に瀕していました。

こうした状況を受け、1970年、当時アメリカの上院議員だったG・ネルソン氏がアースデーを提唱しました。
4月22日に全国的な環境保護デモを行い、環境問題への意識を高めることが目的でした。

アースデーの広がり

予想を超える大規模なデモが成功し、アースデーは瞬く間に世界中に広まりました。
翌1971年には、国連環境会議が開催され、環境問題への国際的な取り組みが本格化しました。

現在では、アースデーは単なるイベントではなく、地球環境問題を考えるきっかけとなる重要な日として認識されています。

ダイバーにとってのアースデー

海を愛し、水中世界に魅了されるダイバーにとって、アースデーは単なるイベントではありません。
美しい海を守ることは、私たちの責任であり、誇りでもあります。

海とダイバーの密接な関係

ダイバーは、海を直接体験することで、その美しさだけでなく、脆弱さも目の当たりにします。サンゴ礁の白化、海洋プラスチック汚染、魚の減少など、海は今、様々な問題に直面しています。
特にここ数年の顕著な海の環境変化には驚かされています。
私たちは、海に潜るたびに、その現状を肌で感じ、心を痛めています。
だからこそ、アースデーは、海への感謝の気持ちを表現し、未来への希望を共有する特別な日なのです。

1ダイブ1クリーンアップ：習慣化こそが力

ダイブテリーズでは、特別な日だから頑張るのではなく、1ダイブ1クリーンアップを習慣化することで、海を護り続けています。

1. 1ダイブ1クリーンアップとは？
   1ダイブごとに、海の中からゴミを1つ拾い上げるというシンプルな活動です。
   一見小さなことのように思えますが、それが積み重なることで、大きな成果を生み出すことができます。
2. 1ダイブ1クリーンアップのメリット
   海をきれいに保つことができる
   海洋プラスチック問題への意識を高めることができる
   ダイバーとしての責任感を育むことができる
   仲間と協力して活動することで、チームワークを強化できる
3. 1ダイブ1クリーンアップを習慣化するためのコツ
   ダイビング前に、ゴミ拾いの目標を決めておく
   ゴミ拾いに適した装備を用意する
   仲間と協力してゴミ拾いをする
4. ゴミ拾いの成果を記録し、共有する
   ダイブテリーズの活動はこちらをご覧ください。
   

   

   www.padi.co.jp

   

   https://www.padi.co.jp/visitors/aware/2024/index.asp

   https://www.padi.co.jp/visitors/aware/2024/index.asp

アースデーに行動できること

アースデーは、海を守る決意を再確認し、仲間と協力して行動する絶好の機会です。

1.  1ダイブ1クリーンアップを徹底する
   1ダイブ1クリーンアップは、アースデーに限らず、常に実践すべき活動です。
   海に潜るたびに、ゴミを拾い、海をきれいに保ちましょう。
   水中だけでなく、目についたビーチのごみも拾いましょう。
2. 海洋プラスチック問題について学び、啓蒙活動を行う
   海洋プラスチック問題は、深刻な環境問題の一つです。
   この問題について学び、周囲の人々に啓蒙活動を行うことで、問題解決に貢献することができます。
3. 持続可能なダイビングスタイルを実践する
   ダイビングは、環境に負荷をかける可能性があります。
   エコツアーに参加したり、マイボトルを持参したりするなど、持続可能なダイビングスタイルを実践しましょう。
4. 環境に配慮した製品を選ぶ
   日用品やダイビング用品を選ぶ際には、環境に配慮した製品を選びましょう。
5. アースデーイベントに参加し、仲間と交流する
   各地で開催されるアースデーイベントに参加することで、海を守る仲間と交流することができます。

海を未来へ繋ぐ

アースデーは、地球への感謝の気持ちを表現し、未来への希望を共有する日です。
ダイバーとして、海を守り、未来へ繋ぐ責任を担いましょう。

PADIインストラクターとしてできること

PADIインストラクターとして、アースデーをより意義のあるものにするために、以下の取り組みを提案します。

1. ダイビング講習で環境問題について教育する
   ダイビング講習の中で、海洋環境問題について詳しく説明し、参加者に問題意識を持っていただくことが重要だと考えます。
   1ダイブ1クリーンアップの重要性や、持続可能なダイビングスタイルを実践することの意義を伝えましょう。
2. アースデーイベントを開催する
   4月20日、4月21日のダイビングツアーはビーチクリーンや水中清掃などのイベントを開催します。
   海を守るための活動に参加することで、環境問題への意識を高めることができます。
3. ソーシャルメディアで海を守るための情報を発信する
   海を守るための情報を発信します。
   1ダイブ1クリーンアップや海洋プラスチック問題に関する情報などを共有することで、多くの人々に問題を知ってもらうことができます。
4. 環境団体と協力する
   海を守る活動を行う環境団体と協力し、共同でイベントを開催したり、情報発信を行ったりすることができます。
   ダイブテリーズは、「美しく豊かな静岡の海を未来につなぐ会」や「Blueship」などに登録しています。

最後に・・・

アースデーは、私たち一人ひとりが地球環境問題について考え、行動を起こすための大切な日です。
ダイバーとして、海を守り、未来へ繋ぐ責任を担いましょう。
アースデーだから何かをする！のではなく、アースデーをきっかけに行動する！
そこが大事だと思っています。

ちょっとずつ、少しずつ。
いい形になるようにしましょうね。