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ジェーン・グドール博士の訃報に寄せて

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ジェーン・グドール博士の訃報に寄せて

ダイブテリーズ

2025年10月1日、チンパンジー研究で世界的に知られるジェーン・グドール博士が逝去されました。
私は直接彼女の研究に関わったわけでも、深く知っているわけでもありません。
しかし彼女の考え方や生き方には、ダイビングを続けてきた私自身が共感する点が多くあります。

特に「人間も自然の一部であり、他の生き物とつながっている」という彼女の哲学は、私たちダイバーが海に潜るときの意識に重ね合わせることができます。
今日はその視点から、ダイビングと自然への向き合い方について考えてみたいと思います。

海は人間のフィールドではない

私たちは陸上で暮らす生き物です。
海は美しい場所であり、魅力的な冒険のフィールドですが、本来そこは魚やサンゴ、ウミウシやクジラといった海洋生物たちが生きる世界です。

ダイバーとしてその中に身を置くとき、私が大切にしているのは「お邪魔させていただく」という気持ちです。
だから、スキルや知識も必要なんです。

自分の庭や遊び場ではなく、あくまで借りている空間。
だからこそ、そこに生きる存在を尊重し、できる限り影響を与えないように心がけることが、ダイバーの基本的な姿勢だと思います。

これはジェーン・グドール博士がチンパンジーを研究対象ではなく「名前を持つ個体」として接した態度に通じます。
相手を尊重し、理解しようとする姿勢は、ダイビングでもそのまま活かせるものです。

観察者であるという謙虚さ

ダイバーの多くは、水中で美しい写真を撮りたい、生き物を間近で観察したいと思います。
それ自体は素晴らしいことですが、そこに「自分が観察者に過ぎない」という謙虚さを忘れてはいけません。

例えば、無理に近づきすぎて魚を驚かせたり、サンゴをフィンで蹴ってしまったりするのは「訪問者」として失礼な行為です。
海の世界にお邪魔しているからこそ、動物たちのリズムに合わせ、自然の営みを乱さないように行動することが大切です。

私自身、長年ダイビングを指導してきましたが、講習で最初に伝えるのは「海はあなたのものではない」ということ。
呼吸や浮力のコントロールも、環境に優しく潜るために学ぶべき技術です。

つながりを感じるダイビング

水中に入ると、自分が海と一体化していくような感覚を覚える瞬間があります。
波の流れに揺られながら群れ泳ぐ魚を見るとき、呼吸の泡が水面に上がっていくのを眺めるとき、そこには「自分も自然のサイクルの中に生きている」という実感があります。

グドール博士は「人間も自然の一部であり、他の生き物とつながっている」と繰り返し語っていました。
ダイビングはまさにその言葉を体感できる活動です。
海の中で自分が小さな存在であることを認めると同時に、その小ささが逆に心地よく感じられる。そこに、ダイビングの深い魅力があります。

小さな行動が未来をつくる

ジェーン・グドール博士は研究者としてだけでなく、環境活動家としても有名でした。
彼女は「希望を持つことの大切さ」を最後まで語り続けました。

私たちダイバーも同じです。
サンゴの白化や海水温の上昇、プラスチックごみによる海洋汚染。
これらは一人の力で解決できる問題ではありません。
しかし、潜ったときに拾えるゴミをひとつ拾うこと、環境を壊さない潜り方を仲間に伝えること。
それは小さな行動かもしれませんが、積み重ねが未来の海を守る大きな力になります。

近年は「Dive Against Debris(海中清掃)」の活動を行っています。
拾ったごみを記録し、海の現状を知ることで、自分たちの生活と海がつながっていることを改めて実感できます。
グドール博士の思想は、こうした取り組みを続ける原動力にもなっています。

ダイバーが伝えるべきメッセージ

ダイビングを体験した人の多くが「海の美しさに感動した」と言います。
その感動を胸にしまい込むだけでなく、周囲の人たちに伝えることもダイバーの役割ではないでしょうか。

「海にお邪魔させていただいている」という感覚を持って潜ると、その言葉自体がひとつのメッセージになります。
子どもたちやこれからダイビングを始めたい人に、「海は遊び場ではなく、生き物たちの暮らす場所なんだよ」と伝えられたら、それが次の世代への贈り物になります。

ダイバーひとりひとりの意識が広がれば、海に優しい社会を作っていくことも夢ではないと思います。

おわりに ― 「お邪魔します」の心で潜る

ジェーン・グドール博士の人生から学べることは数えきれません。
その中でも「自然とつながり、敬意をもって接する」という姿勢は、私たちダイバーにとっても大切な教えです。

海に潜るときは、いつも「お邪魔させていただきます」という気持ちを忘れない。
そんなシンプルな意識が、ダイビングをより豊かにし、そして未来の海を守ることにつながるのだと私は信じています。

これからも、私たちダイバーが希望を持って小さな行動を続けていけるように。
ジェーン・グドール博士の想いに敬意を込めて、海に感謝しながら潜り続けたいと思います。
2025年6月、来日した博士は素敵な言葉をくださいました。
心よりご冥福をお祈りいたします。

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我妻 亨(わがつま とおる) PADIコースディレクター No.801010 ダイブテリーズのオーナー兼史上最強雑用係 ダイビングは42年目。PADIインストラクターは38年! 日本国内の南の島のリゾートガイドダイバーから1990年にPADIコースディレクター認定、現在に至る。 ダイビングに関してのことならなんでもご相談ください。 ダイビングのこと、ダイビングの中の話など、書きますのでぜひよろしく!もちろん日常のつぶやきも!いろいろ書くのでお楽しみに!

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