For Divers【ダイバーの皆さん向け】オーナーブログ

Apple Watchはダイブコンピューターになれるのか?

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今日は定休日。
お休みをいただいています。
あれこれやることはあるので動き回ってますが。
冬のいい海、広がってますよー!

ダイブテリーズ

こんにちは!
PADIインストラクターの我妻です。

ここ数年、ダイバーの間で必ず話題になるのが「Apple Watchってダイブコンピューターとして使えるの?」という疑問。
特に Apple Watch Ultra の登場以降、この質問は現場でも本当によく聞かれるようになりました。

結論から言えば、条件付きでは使えるが、万能ではない
そしてこの「条件」を理解しているかどうかが、安全性と満足度を大きく左右します。

このブログでは

  • Apple Watch Ultra+サードパーティアプリ(Oceanic+)の実力
  • ATMOS / Suunto Ocean など専用ダイブコンピューターとの違い
  • 現場目線で見た利点・欠点・現実的な使い分け

を一つにまとめて書いてみます。
決して、Apple Watchがダメとか、そういうことではないのでそこはご理解ください。

今日のブログは
Apple Watchはダイブコンピューターになれるのか?
ぜひ読んでみてください。
あくまでも個人的に思っていることですが。

結論から

Apple Watchは「ダイブコンピューターの代わり」ではなく、「ダイビングを広げる補助的な道具」である。

具体的にはこういうことです。

Apple Watch Ultraでできること

Apple Watch Ultra自体は、単体ではダイブコンピューターではありません
標準搭載の「Depth」アプリは、水深・水温・潜水時間を表示するだけのツールです。

そこで登場するのが、サードパーティ製のダイビングアプリです。

Oceanic+:事実上の標準アプリ

Apple Watch Ultraを“ダイブコンピューターらしく”使うための代表格がOceanic+です。

Oceanic+でできること
  • 無減圧限界(NDL)の表示
  • 深度・潜水時間・浮上速度の管理
  • 安全停止のカウント
  • ナイトロックス(最大40%)対応
  • コンパス機能
  • ダイブログの自動記録とiPhone連携

UIは非常に洗練されており、初めて触る人でも直感的に理解できるのが大きな魅力です。

Oceanic+でできないこと
  • エア統合(残圧表示)は不可
  • 複数ガス切り替え不可
  • 本格的な減圧ダイビング不可
  • テクニカルダイビング不可

さらに、Oceanic+はサブスクリプション制です。

Apple Watch Ultraの強み

Apple Watch Ultraの最大の強みは、多用途性です。

  • 日常ではスマートウォッチ
  • ダイビングでは簡易ダイブコンピューター
  • ログ管理・共有が非常に簡単

視認性の高いディスプレイ、洗練された操作感は大きな魅力です。

Apple Watch Ultraの弱点

  • アプリ依存による信頼性の限界
  • バッテリー消費が大きい
  • 判断材料(残圧・減圧情報)が不足

ATMOS(Missionシリーズなど)
ダイブテリーズ

ATMOSは最初からダイビング専用機として設計されたブランドです。

  • 無減圧・減圧ダイブ対応
  • 複数ガス切替対応
  • 高い視認性と堅牢設計

水中で考えるべきことを減らす道具として評価されています。

Suunto Ocean

ダイブテリーズ

Suunto Oceanは、ダイビングを主軸に日常使用も可能にしたモデルです。

  • 無減圧・減圧対応
  • 複数ガス対応
  • 物理ボタン主体の確実操作
  • ワイヤレスエアタンク圧力モニタリング
  • 水中ルート追跡機能
  • 95 種類以上のスポーツモード
  • 最大 60 時間のダイビングとトレーニング追跡

様々な機能を組み込んだダイブコンピューターです。

どんな人がどの道具を選ぶのか

Atmos Mission2やSuunto Oceanを選ぶ人
  • 確実性と判断材料を重視
  • 将来的に減圧ダイブを視野
  • 長く同じ器材を使いたい
Apple Watch Ultraを選ぶ人
  • 日常とダイビングを1本で
  • 浅場・無減圧中心
  • ログや共有を楽しみたい

なぜプロは物理ボタンを重視するのか

水中ではグローブ、水流、低温、緊張などによりタッチ操作は不安定になります。
物理ボタンは操作の成否が明確で、視線を外さず確実に扱えるため、プロは「失敗しにくさ」を最優先します。
Apple Watch Ultraはデジタルクラウン(リューズ)が意外と簡単に動いてしまうということも起こるようです。

まとめ

Apple Watchはダイビングの入口を広げる存在です。
ATMOS や Suunto Ocean はダイビングそのものを支える存在です。

インストラクターとしての一言

便利さや流行よりも、自分で判断できる情報を確実に受け取れる道具を選ぶことが、結果的に安全で楽しいダイビングにつながります。
道具の役割を理解した選択こそが、ダイビングを長く楽しむ最大のコツです。
個人的なお勧めはメインにダイブコンピューター機能の充実したもの、Apple Watchはサポート(バックアップ)として使うのがいいのかもしれないと思っています。

何をどう使うかは、その人次第というポイントはありますが、使い方、表示されているデータの意味をきちんと理解してダイビングを楽しむことが一番大切です。

ダイブコンピューター、ぜひ相談してくださいね。

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TORU

我妻 亨(わがつま とおる) PADIコースディレクター No.801010 ダイブテリーズのオーナー兼史上最強雑用係 ダイビングは42年目。PADIインストラクターは38年! 日本国内の南の島のリゾートガイドダイバーから1990年にPADIコースディレクター認定、現在に至る。 ダイビングに関してのことならなんでもご相談ください。 ダイビングのこと、ダイビングの中の話など、書きますのでぜひよろしく!もちろん日常のつぶやきも!いろいろ書くのでお楽しみに!

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