メダルのないダイビングで、私たちが「あるべきスタイル」を追求する理由
冬のオリンピック、盛り上がっていますね!
連日のメダルラッシュに、テレビの前でつい力が入ってしまう方も多いのではないでしょうか。
限界に挑むアスリートたちの姿には、ジャンルは違えど同じ「身体を動かす人間」として胸を打たれるものがあります。

こんにちは!
PADIインストラクターの我妻です。
私たちが愛してやまないダイビングという活動。
残念ながら現在のオリンピック種目には「水中でのダイビング」はありません。
ダイビングは本来、誰かと速さや高さを競うものではなく、水中という非日常の世界を安全に、そして自由に楽しむためのアクティビティだからです。
今日のブログは・・・
冬のオリンピックに寄せて。
メダルのないダイビングで、私たちが「あるべきスタイル」を追求する理由
ぜひ読んでみて下さい。
歴史を紐解けば、かつては「ブルーオリンピック」なる競技会が存在した時代もありました。
私自身は何世代もあとの人間ですので、その舞台に立つことはありませんでしたが、大学の4年間は「関東学生潜水連盟(通称:関東学連)」の競技会に心血を注いでいました。
今はフリーダイビングの競技があるけど。
今回は、オリンピックの熱狂を感じながら、あえて「競わないアクティビティ」であるダイビングにおいて、私たちがなぜ「あるべきスタイル」を追求し続ける必要があるのか。
いろいろ思い出しながら書いてみたいと思います。
「学連」という名の競技時代
私が大学生だった頃、ダイビングは今よりもずっと「体育会系」の色が濃いものでした。
関東学生潜水連盟での4年間は、まさに今のオリンピック選手たちに負けず劣らず、ストイックにスキルを磨く日々でした。
当時は、フィンを履いてどれだけ速く泳げるか、どれだけ正確に水中を移動できるか、あるいは重い器材を背負ったままいかに素早く、かつ正確に課題をこなせるかといったことに一生懸命になっていました。
1秒を削り、ミリ単位のズレを修正する。あの頃の経験は、現在の私のダイビング観の根底に流れています。
「ダイビングは楽しければいいじゃないか」
確かにその通りです。
でも、あの競技会を通じて学んだのは、単なる「速さ」ではありませんでした。
極限の状態でも冷静でいられる「精神力」、そして自分の身体と器材を完璧にコントロールする「技術」の重要性です。
競い合う相手がいたからこそ、自分の未熟さに気づき、それを克服するために練習に励むことができたのです。
競技ではないからこそ、求められる「自律」
プロとして、あるいはショップのオーナーとして海に入る今、私を評価するのはスコアボードではなく、目の前の海と、一緒に潜る仲間たちの信頼です。
ダイビングは、ルールによって縛られる「スポーツ」という側面よりも、自己の責任において完結する「冒険」に近いものだと言えるでしょう。
だからこそ、誰かに勝つ必要はありません。
しかし、だからといって「潜れれば何でもいい」ということにはならないのです。
私が常日頃から大切だと思っているのは、「スキル」「知識」「マナー」の3本柱です。
- 揺るぎないスキル(技術):
水中では、私たちは重力から解放される一方で、水の抵抗や圧力という物理法則に支配されます。
思い通りに浮きも沈みもしない「中性浮力」の状態を保つこと。
無駄のない足の動かし方で砂を巻き上げずに移動すること。
これらは自分自身が楽に、そして環境に優しく潜るために不可欠な技術です。 - 裏付けのある知識:
なぜ耳抜きが必要なのか、なぜ深く長く潜ると体に窒素が溜まるのか。こうした科学的な背景を知ることは、恐怖心を安心感に変えてくれます。
40年以上この仕事をしていますが、知識のアップデートに終わりはありません。
海も常に変化しており、私たちの体も年齢とともに変化するからです。 - 海を愛する者のマナー:
水中世界は、私たちが「お邪魔させてもらっている」場所。
サンゴを傷つけない、生き物を追い回さないといった環境への配慮はもちろん、一緒に潜る仲間への気遣い。
これらが備わって初めて、一人前のダイバーとしての「スタイル」が完成します。
時代とともに変わる環境と、変わるべきスタイル
私がダイビングを始めた40年以上前と今では、ダイビングを取り巻く環境は劇的に変わりました。
かつては「根性」でカバーしていた部分も、今は優れた器材が解決してくれるようになりました。
水深や潜水時間を管理するダイブコンピュータの普及によって安全管理はより分かりやすくなり、器材もより身体にフィットし、使い勝手の良いものへと進化しています。
しかし、どんなに道具が進化しても、それを使う人間の「慣れ」と「練習」がなければ宝の持ち腐れです。
例えば、最新のデジタルカメラを手に入れても、基礎的な写真の知識がなければ素晴らしい瞬間を切り取ることはできません。
ダイビングも同じです。新しいスタイルの器材や、変化する海のコンディションに対応するためには、常に「今、自分に何が必要か」を考え、練習し、身体に馴染ませることが大切です。
地元・静岡の海、特に私たちがベースとする伊豆の海も、季節ごとにその表情を変えます。
冬の澄んだ冷たい水、夏のダイナミックな潮の流れ。
それぞれの環境に適した「スタイル」を選択し、それを着こなすように乗りこなす。
そのプロセスそのものが、ダイビングの奥深い楽しみの一つなのです。
「あるべきスタイル」を磨くということ
オリンピック選手が表彰台でメダルを手にする瞬間、彼らの胸にあるのは「結果」だけではないはずです。
そこに至るまでの、地道な反復練習の日々。
自分と向き合い、高めてきた自負。
それが、彼らの立ち居振る舞い――つまり「スタイル」に現れます。
私たちダイバーも同じではないでしょうか。
エントリーからエキジットまで、無駄のない動きで海と調和する。
トラブルが起きても、慌てず騒がず対処する。
陸に戻ったとき、充実感に満ちた笑顔で「いい海だったね」と言い合える。
これこそが、メダルのない世界での「勝利」だと私は思います。
誰かと競う必要はありません。
昨日の自分より、あるいは去年の自分より、少しだけ海と仲良くなれているか。
少しだけ余裕を持って水中を眺められているか。その「自己ベスト」を更新し続けること。
「潜れればいい」というラインで満足せず、自分自身が理想とする「あるべきスタイル」を追求すること。
40年プロとして活動してきた今でも、私は海に入るたびに新しい発見があり、もっと上手くなりたい、もっと海を知りたいと願っています。
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