最終目的を見失わずに・・・
今日はいいお天気。
秋の空気ですねぇ。
そろそろドライスーツ!
今日は準備もしなくっちゃ!
こんにちは!
PADIコースディレクターの我妻です。
長いことダイビングをしています。
1986年にPADIインストラクターとして認定されました。
右も左もわからない・・・そんな状況でダイビング業界との関わりがスタートしました。
その後1990年にPADIコースディレクターとして認定されました。
そんな立場で今回はPADIコースの規準と柔軟性についてブログを書いてみます。
PADIのカリキュラムはしっかり確立しています。
PADIインストラクターはそれに従ってダイバーのトレーニングを行いますが、このカリキュラムにはかなりの柔軟性があり、最終目的を見失わずに活用することが大切です。
そんな今日はこんなタイトルです。
PADIコースの規準と柔軟性 – 最終目的を見失わずに
興味のある方は読んでみてください。
基本PADIのプロフェッショナル向けの内容です。
カリキュラムの存在と重要性
PADIコースは、ダイバーが安全に潜水を楽しむために必要なスキルや知識を提供するための基盤。
PADI規準は、安全性と品質を保証するために不可欠なもの。
しかし、私たちが忘れてはいけないのは、このカリキュラムが手段【ツール】であるということです。
PADI規準によって設定されているカリキュラムは、ダイビングの基本を学ぶための道しるべですが、それ自体が目的ではないはずです。
最終的な目的は、ダイバーとしてしっかりと潜れるようになること。
カリキュラムをただこなすことが目的となってしまうと、最終目的を見失う危険性があります。
カリキュラムの柔軟性
PADIコースには、柔軟性があります。
過去、「規準」というワードに縛られ、がんじがらめのコースのような印象を持たれた時代がありました。
マーケットを大きくする時代にはその手法もあったのかも?と思います。
カリキュラムは基本的なガイドラインを提供し、インストラクターがそのガイドラインを活用して、コース参加者に最適なトレーニングを提供できるように設計されています。
たとえば、特定のスキルを習得するために追加の練習が必要な参加者には、追加のトレーニングセッションを組むことができます。
逆に、既に経験が豊富な学生には参加者には、スキルを迅速にマスターできるように調整することも可能です。
この柔軟性を活かすことによって、参加者の個別のニーズに合ったトレーニングを提供することができます。
カリキュラムはあくまでツールであり、そのツールをいかに使うかが、PADIインストラクターのワザなのです。
カリキュラムの理解と提供
PADIインストラクターに求められる重要なスキルの一つは、カリキュラムの中に含まれるものが何を意味しているのかを理解し、それを参加者に分かりやすく伝えることです。
スキルや知識をただ教えるのではなく、その背後にある理論や安全性の原則を説明することが大切です。
参加者がなぜ特定のスキルや知識を習得する必要があるのかを説明し、それが彼らの安全と快適さにどのように貢献するのかを示すことは、彼らがより熱心に学ぶ助けになります。
よく「価値」という言い方をしていましたね。
価値のないものは学ぶ必要はないのです。
逆を言えば、学ぶべきことは「価値」があるのです。
PADIコースに含まれるスキルや知識で不要なもの、省略していいものは一つもありません。
例えば、どのような場面でこのスキルは使われるのか?
その結果、どういうメリットがあるのか?
もしそのスキルができない場合、どのようなデメリットがあるのか?
まずインストラクター自身がそこを明確にし、参加者にあった方法で伝えることで「学ぶ必要性」を理解してもらえると思います。
インストラクターの役割
インストラクターは、規準と柔軟性をバランスよく取りながら、ダイバーが最終目的を達成できるようにサポートすることが重要です。
具体的には、以下となります。
- カリキュラムをしっかりと理解し、適切に実施する
カリキュラムをしっかりと理解することで、ダイバーが習得すべき知識とスキルを明確にすることができます。
また、カリキュラムをカスタマイズする際にも、そのベースとなる知識とスキルを理解しておくことが重要です。 - ダイバーの個々のニーズや状況を考慮して、コースをカスタマイズする
ダイバーの個々のニーズや状況を考慮することで、より効果的なトレーニングを提供することができます。
例えば、すでに経験がある、など、できる可能性のある人にはインストラクターによるデモンストレーションを一部省略することや、より高度なトレーニングを提供したりすることができます。 - ダイバーが安全に潜れるようになるために必要な知識とスキルを習得できるように指導する
ダイバーが安全に潜れるようになるためには、必要な知識とスキルを習得することが重要です。
インストラクターは、ダイバーが知識とスキルを習得できるように、適切な指導を行う必要があります。
最終到達点をしっかり見極めた指導が必要です。
経験豊富な先輩インストラクターへ相談する
最後に、カリキュラムやトレーニングに関する疑問や課題がある場合、先輩インストラクター、できるなら経験豊富なPADIコースディレクターに相談することをお勧めします。
豊富な経験を持ち、複雑なトレーニングシナリオに対処するヒントやアドバイスを提供できるでしょう。
自分の身近なところに相談できるPADIコースディレクターがいることは、ものすごく大切なこと。
我妻、もし、誰かがなにかを聞いてきたら、しっかりとお答えしますよ。
もちろん。
結論
PADIコースの規準と柔軟性は、安全なダイビングトレーニングを提供するために不可欠ですが、最終目的を見失わずにその柔軟性を活かすことが重要です。
カリキュラムはツールであり、それを活用するのはPADIインストラクターのワザです。
参加者の個別のニーズに合わせたトレーニングを提供し、彼らがダイバーとしてのスキルを確実に習得できるようサポートしましょう。
そして、疑問や課題がある場合は、経験豊富なPADIコースディレクターに相談することを躊躇しないでください。安全なダイビングのプロフェッショナルとして、私たちの使命は参加者の成功を確保することです。
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